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草木染インストラクター養成講座 板締め絞りでストールとのれんを染める

2016.06.09

カテゴリ:インストラクター養成講座

インストラクター養成講座は6月から中級コースが始まりました。

中級コースでは、だんだん応用的な技法が出てきます。

6月の授業の1日目は、板締め絞りという技法で麻のストールと麻ののれんを染めます。

 

土日クラスで使った植物は、「ノマオ」。正式にはカラムシ、苧麻(ちょま)など他にもいくつか呼び名があるようです。

ノマオは繊維を取るために古くから日本でも栽培されていて、「ラミー」という麻の一種です。

川沿いなどアカデミーの近くでもたくさん自生しているので、前日に川の上流の方まで採集に行ってきました。

ノマオ

見た目はシソの葉っぱを大きくしたような感じです。

ノマオ

煮出すとかなり濃い色の染液ができました。

 

平日クラスでは、お天気も良かったので受講生のみなさんと一緒にヒメジョオンを採りにいきました。

ヒメジョオン

ヒメジョオン

こんなにかわいいのに、なぜか「貧乏草」と呼ばれるかわいそうなヒメジョオン。

染めた時の色もきれいなんですよ~

 

染液ができたら、板締め絞りをして染めていきます。

まずは基本の板締め絞りで染める、麻のストール。四角い板で挟んで染液に浸けます。

板締め絞り

これは土日クラスのノマオの色。すごく鮮やかです!

この後鉄媒染をしてから板をはずすと・・・

板締め絞り

きれいに四角い形の模様が出ています!

広げてもう一度模様の部分を染めると、完成です。

板締め絞り

板締め絞り

ヒメジョオンで染めた平日クラスのみなさんも、きれいに染まっていますね。ノマオより少し優しい感じの色合いに染まりました。

 

ストールが出来たら、次は応用編の板締め絞りで麻のれんを染めていきます。

ストールは全員同じ模様でしたが、のれんは各自デザインを考えて板の形や置き方を考えます。

板締め絞り

生地の折りたたみ方や板の置き方によって模様が変わるので、「こうしたらどうなるかな・・・」とみなさんそれぞれ違ったアイデアが出てきて面白い!

板締め絞り

↑生地をランダムに折りたたむWさん。

板締め絞り

↑Aさんは3か所も異なる形の板で挟んでいました!

 

どんな模様になるのか、イメージ通りに出来るのか、ドキドキワクワク!

のれんは大きいのできれいに染めるのも大変ですが、みなさんそれぞれ違った模様で面白い作品たちが完成しました!

三角に丸を重ねたNさんは・・・

板締め絞り

のれんの左半分に三角と丸の模様がきれいに染まっています。

右半分を無地で鮮やかな黄色に残したのも良かったですね!

板締め絞り

 

こちらは3か所に板を挟んでいたAさんの作品です。どんな風になるんだろう・・・と少し心配していたのですが、のれんとしての全体のデザインをきちんと考えられていて、素晴らしい仕上がりでした!ご本人もイメージ通りに出来たとおっしゃっていました!

板締め絞り

他の方の作品もご紹介します。

こちらはIさんの作品。桜の花びらや丸の模様がのれん全体に入っていて、一番大胆で楽しい作品です!

板締め絞り

 

こちらの作品は、左奥がTさんで右手前がOさん。全体を鉄媒染されたので、落ち着いた雰囲気です。渋いモスグリーンの中に黄色や白(地色)がアクセントになっています!

板締め絞り

 

こちらは生地をランダムに折りたたんでいたWさんの作品です。丸や三角が繋がったり反対側を向いたり、予想が付かない模様になっていてとても面白いですね!

板締め絞り

黄色系ののれんにしたいということで、板締め絞りをした部分だけを鉄媒染するのがとても大変でしたが、きれいに染め分けられていて良かったです!

 

中級コースは6月から8月までで計6日間の授業があります。

みなさんがどんどん技法を習得していかれて、これから作品のレベルも上がっていくんだろうな~と楽しみにしています(^^)♪

 

 

 

 


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