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ライン絞りと板締め絞りの応用編 |ピラカンサスとオリーブで草木染 

2017.06.08

カテゴリ:インストラクター養成講座

インストラクター養成講座6月の二日目の授業では、ライン絞りと板締め絞りの応用編を学びます。

一日目に材料の下地処理は済ませているので、まずは植物を刻んで染液を作る作業から。

土日クラスはピラカンサスを使いました。受講生のご兄弟が庭師さんをされていて、お仕事で剪定されたピラカンサスをアカデミーまで届けてくださいました。「ゴミとして捨てるはずのものを活用してもらえてよかった」と言って大きな袋で4袋も届けてくださり、たっぷりと染液をつくることができました。月火クラスの一日目にも使わせていただきました。ありがとうございます!

 

月火クラスではオリーブとヒメジョオンの2種類を使いました。授業の日の朝に自宅でオリーブの枝を剪定してきたのですが、ちょっと量が少ないかなと思い、急遽アカデミーの横の敷地に生えていたヒメジョオンも受講生に刈り取ってもらい使うことにしました。

こちらはオリーブです。ちょうど小さな花が咲き始めているところでした。

こちらはヒメジョオンです。白いかわいい花が咲き、1m以上の背丈に成長していました!

 

植物を煮出している間に、絞りの作業を始めます。まずはライン絞り。ライン絞りは輪ゴムを使って絞り、地色の白、ミョウバン媒染の色、鉄媒染の色の3色にライン状に染める技法です。

この後鉄媒染をして輪ゴムを解くと…

ベースが鉄媒染の色に染まり、輪ゴムの部分が白と赤のラインになっていますね~!

こちらの赤系の色は土日クラスのピラカンサスです。

こちらの黄色系は月火クラスのヒメジョオンです。

こちらは、黄色のラインが太くなるようにアレンジされました。これも面白いですね~!

輪ゴムと輪ゴムの間隔や絞るときの微妙な手加減、染具合などの違いで、みなさんそれぞれ異なる表情に染まりました。

 

続いては、板締め絞りの応用編です。一日目に学んだ基本の板締め絞りの技法を使い、板の形や染める手順、生地の折りたたみ方をアレンジして、麻ののれんを染めます。

のれんは大きいので絞り作業も大変です。

技法の手順や特徴を理解したうえで各自デザインを考えるので、イメージ通りのデザインにするにはどんな板を使って生地をどんなふうに折りたたんで染めればいいのか、「あぁどうしよー」となる人もいました。絵を描くようにどんな模様でもできるわけではないのが、染めの難しいところですね。

 

ピラカンサスで染めた色は、のれんの元の色が麻の生成色なので落ち着いたピンク系です。模様はばっちりきれいに出ていますね!

こちらはオリーブで染めた色です。オリーブは少しオレンジ色よりの鮮やかな黄色でした。

染液に浸けて染めた後は、板を置き換えたりずらしたりして鉄媒染をします。

 

完成した作品はこちら。面白い模様が出来ました!

みなさんそれぞれ違うデザインで良い作品ばかりだったのに、土日クラスは写真を撮り忘れていたのかこの写真しかありませんでした。残念…!

こちらは月火クラスの方の作品です。

大きさの違う長方形を重ねてのれん全体に配置したデザインです。のれんというと和風になりがちですが、洋室にでも合いそうなモダンなのれんになりましたね!

 

こちらの作品は、かまぼこのような形の板と大きさの違う丸3種類の計4種類の板を使って制作されました。山から太陽が昇っていくようなイメージにも見えませんか?こちらの作品も、少しレトロなようなモダンな作品となりました!

 

中級コースからは自分でデザインを考える課題が増えてくるので、創造力も使います。技法を覚えるだけではないので大変な部分もありますが、自分だけのオリジナルな作品をつくる喜び、達成感もあります。私たちもみなさんが個性を発揮して生まれる作品を、毎回楽しみにしています。

来月は藍染ですよ~!

 

松本陽菜

 

 

 

 

 


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