7月下旬に、第2回ののはな草木染研究会を開催しました。 ののはな草木染研究会というのは、ののはな草木染アカデミーでインストラクター養成講座の上級コースまでを修了した受講生がメンバーとなり、草木染の歴史を学んだり、各地の美術館を訪ねたり、自然の中を歩いて植物を観察したりと、メンバー同士の交流を深めながら草木染にまつわるこ...
インストラクター養成講座の記事一覧
こんにちは。アカデミー代表の松本つぎ代です。 インストラクター養成講座7月の2日目は、藍抜染という技法を学びます。 藍抜染というのは、抜染剤を使って藍の色素を抜いて藍染した布に白く模様を描く技法です。 まずは各自オリジナルの型紙を彫るところから始めます。 藍抜染は筆でそのままラフな線などを描くこともできますが、授業で...
インストラクター養成講座中級コースの7月は、二日間に渡って藍染をしました。 藍染とそこから広がる色々な技法を習得して頂きました。 藍染と聞くと、皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか? 講義では、藍草の種類が日本の蓼藍(たであい)だけではなく、インド藍や琉球藍、ウォードなどがあることを学びました。藍草の葉に含まれて...
インストラクター養成講座6月の二日目の授業では、ライン絞りと板締め絞りの応用編を学びます。 一日目に材料の下地処理は済ませているので、まずは植物を刻んで染液を作る作業から。 土日クラスはピラカンサスを使いました。受講生のご兄弟が庭師さんをされていて、お仕事で剪定されたピラカンサスをアカデミーまで届けてくださいました。「...
6月からインストラクター養成講座の中級コースが始まりました。 一日目の授業では、板締め絞りと縫い絞りの基本を学びます。 まずは材料の下地処理から始め、同時に植物を刻んで煮出す作業も行います。 今回使った植物は、土日クラスはユーカリ、月火クラスはピラカンサスです。 こちらはユーカリです。授業の数日前に「剪定するのでいりま...
4月の2日目の授業では、ミョウバン媒染と鉄媒染で2色に染める座布団用の麻生地、そして輪ゴムを使った絞り染による麻のランナーが課題作品です。 生地の下地処理は1日目に済ませておいたので、植物を刻んで煮出し染液を作る作業から始めます。 今日の植物は、月桂樹です。自宅の庭から採集してきました。 みんなでハサミを使って細かく...
4月から第3期インストラクター養成講座が始まりました! 今期の受講生はなんと10代から60代まで幅広い年齢層で、通学部9名、通信部2名の計11名となりました。そして1・2期生に比べて遠方から参加される方も増えました。京都北部の舞鶴や岐阜県、長野県、福井県などから、宿泊して通学部に通われます! 月火クラスの初日の授業には...
2016年12月と2017年1月の計4日間の授業で制作した第2期インストラクター養成講座の修了制作作品が、バッグに仕立て上がり完成しました! 修了制作は模様などのデザインも用いる技法も自由なので、受講生ひとりひとりの個性が溢れた作品となりました。 バッグに仕立て上がった作品を、お一人ずつ紹介していきます。 まずこちら...
12月の授業は、いよいよ集大成となる修了制作です。 修了制作のテーマは、 「初級コースから上級コースまで学んできた様々な技法や表現方法を組み合わせて、バッグのためのテキスタイルを制作する」 です。 この2種類のバッグのいずれかの形を選び、各自が自由にデザインや用いる技法を決めて制作を進めていきます。 まずは各自考えて...
インストラクター養成講座の上級コースでは、草木染の基本的な技術や技法を人に教えられるレベルまできちんと習得出来ているかを認定する「上級スキル認定課題」というものがあります。初級コースから中級コースの最初に学んだレッスン1~10の10種類の課題作品を、もう一度自宅で制作します。 課題の提出期限は11月30日。1ヵ月以上早...
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