17、18日に、たくみの里(井手町田村新田)で「もみじ祭り」が開催されました。この地に工房を持っている陶芸家や木工家の方達に混じって、地元商工会からお誘いを受けて、急遽出展させていただきました。
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屋外で作品を展示した事がなかったので、少々戸惑いましたが、展示は少しにして、草木染の体験をしていただく事にしました。

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朝8時頃、展示の為の洋服少々、草木染体験の為のステンレス鍋、プロパンガスとコンロ、バケツ、媒染剤、この日に染める為の茜、栗のイガなどを車に積み込んで、いざ出発です。陶芸家の方のご好意で、貸していただいたテントも忘れずに。

朝の山の奥への道は清々しくって、とても気持ちがいい。黄や赤に染まった木々も、朝の日の光を受けて輝いています。
天気予報に反して、よく晴れ渡っています。外でのイベントは、やはり気持ちよく晴れてくれるのが一番うれしいです。

他の皆さんも、もう準備を始めていらっしゃいます。

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陶芸作品、木工作品、竹炭のほかにイノシシ鍋、山菜のてんぷら、手打ち蕎麦、野菜や卵の直売などもあるらしい。
会場が、段々整い、お客様も徐々に入ってこられた。

山から引いた水を分けて貰い、コンロに鍋を掛け、茜と栗のイガを炊き出す。草木に囲まれて山の中で草木染をするのも、なかなか様になるなあ。
小学生や男性の方も含めて数名の方が、草木染を体験してくださいました。「色がとても奇麗ですね」「奥が深いものですね」と嬉しい感想を述べて頂き、個展の時には案内状を差し上げますとお約束しました。
また、本当に思いがけずブラウスも買っていただくことが出来ました。

この町に住んで、草木染工房を開いているのに、知らなかった「たくみの里」でしたが、九軒の工房があり、京都府内や大阪、奈良から、創作の為、この里に通って来られているとのことです。
陶芸家の方や木工作家の方達と、創作の話が出来、少しは交流が深まって、とても嬉しいです。
春と秋に開催される祭りに、又参加させてもらえたら嬉しいです。