オリーブの花
オリーブの花が咲いています。ひとつの花が5〜6ミリくらいの小さな花で、花びらが一枚ずつに分かれていなくて、十文字型のひとつの小さな花です。淡い乳白色をしているので、風に吹かれて群生した花が落ちると一面の雪が降り積もった様できれいです。

去年は、運よく沢山の実がなってくれましたのでオリーブの塩漬けを作ることが出来ました。サラダに入れたり、箸休めに出したりして楽しむことが出来ました。教室の方たちにもちょっと味見をしていただきましたが、薄塩味だけのシンプルさがとても好評でした。
今年も花がいっぱい咲いているので、多く実ってくれるように願っています。

自家製オリーブ漬け
ブログ記事「オリーブの実が実りました」参照)

杏の実が今年は裏作の年なので、期待はしていなかったのですが、それでも50個ほど大きくなりかけていた実がすっかり枯れてしまったのにはがっかりしてしまいました。
また、ぐみの実もあれだけ花が咲いていたのに15〜6個くらいしか赤くならず、ヒヨドリの餌となってしまいました。
去年の雨の少なさがこんな結果になったのか、あるいは欲張りすぎて木を大きくしすぎているのか、とにかく木に負担が掛かり過ぎているのは確かなようなので、時機を見て枝を伐採しなくてはと反省しています。花が咲きすぎるのは、子孫を残そうとしているので、木が弱っている証拠といわれていますものね。

仕事小屋の空き地に畑まがいのものを耕して、えんどう豆を植えていたのが雑草に絡みつかれながらも、ざるにいっぱい採れました。

 エンドウ豆

もう旬の味から遅れてはいますが、それでも自家栽培のものは喜ばしいです。たまねぎは今年も大きくなってくれました。寒い時期なかなか大きくならずにヤキモキしましたが、大きくなり出すとあっという間に立派になるのですね。永く保存できるように、軒下に吊るそうと思っています。

 玉ねぎ

紫たまねぎは、散々な結果に終わりました。小さな苗を50本植えたのですが、大きくなったのは12〜3個で、他はみな枯らしてしまいました。

2週間に一度見に行くか行かないかぐらいでは、お野菜も応えてはくれませんね。
毎日毎日、地道な丹精を込められているお百姓さんにお野菜は一生懸命応えているのですね。

その力もないのに、あれもこれもと欲張って中途半端な暮らし方をしている今を、野菜や樹木たちは「もっと足元をしっかり見なさい」と語りかけているのかもしれません。頭ではわかっているのですが、実行はなかなかに難しいです。