家から車で10分位の処に、道路から少し降りた玉川沿いに「左り馬ふれあい公園」があり、大きな大きな駒岩(左り馬)が道路沿いにあります。
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説明板によると数百トンの花崗岩の下部、奧の方に後ろ足を跳ね上げ躍動する馬が写実的に彫られています。
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平安時代後期の保延3年(1137年)に水神として造立され江戸時代には、女芸の上達を祈願する参詣者を多く集めたそうです。元は、玉川左岸の山腹に鎮座していたのが水害で現在地に移ったそうです。(山から、こんなに大きな岩が転がってきたのでしょうか)

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「左り馬」は縁起のよい言葉で、神社の絵馬に描かれたりもしていますね。

今年は寒い日が続いていますが、少しづつは桜の花芽も膨らむできたでしょうか。
新生の新しいエネルギーに満るこの時期になりますと、何か新しい芸事を始めたり、もっと上手になりますようにと「左り馬」に願いを込めたくなりますね。大きな駒岩に掛かっていた注連縄の他に、今日行ってみると小さな注連縄が左り馬の前に掛かっていました。誰かも願いを賭けに来たのでしょうか。