初めまして。
今日からブログを始めました。よろしくお願いします。

白い可憐な花、どくだみを草木染してみました。「いくら抜いても、毎年いつの間にか生えてくるね」と厄介者扱いですが、十薬の別名が示す通り、身体には良い薬になりますね。

絞りや板締めなどを施して、鉄媒染で染めてみると、絞った際に、うっすらと黄色が現れてきます。ちょうど暗闇の中に、ほのかな光が見えるように。

6月初め、蕾みの頃は、黄色が鮮やかに現れますが、花が咲き終わった頃に染めてみると、もうその黄色は消えていました。茎や葉は、まだまだ元気なのですが‥‥。

蕾みの頃、花を咲かそうと蓄えた、「色」が、布に黄色の小さな足あとを残して行ったのだなあ‥と思い当たりました。