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草木染~赤紫蘇で染めた布に着抜技法で模様を描く

2017.08.13

カテゴリ:インストラクター養成講座, 未分類, 草木染教室

インストラクター養成講座中級コース8月の授業2日目は、赤紫蘇で染めた布に着抜技法を使って模様を描いていきます。

着抜技法というのは、初めに染めた時に使った媒染剤(例えばミョウバンや木酢酸鉄など)を、着抜液を使って、スズとチタンの媒染に置き換えて色を変えることで模様を出す技法を言います。初めの色を抜いて、次の色を定着させるので着抜と言います。

各自が考えてきた図案に沿って、型紙をカットして模様を出すのか、それとも筆で模様を描くのかを考えてから作業を始めます。

型紙を模様の通りにカットしています。

 

チャコペーパーを使って、布に図案を写しています。

 

型紙がカットできたり、図案を写し終えたら、いよいよスズとチタンの着抜液で描いていきます。

授業1日目に赤紫蘇で染めた布が、ミョウバン媒染できれいな緑系、鉄媒染でカーキ色のような渋い色でしたね。自分の麻生地の端っこで、スズとチタンの着抜液でどのように色が変化するかを確かめてみましょう。

スズ着抜液で白っぽい色に、チタン着抜液で黄色あるいは黄土色に変化しますね。それを踏まえて2色に染め分け模様を描きましょう。

 

土日クラス、月火クラスとも作業をしている時は、本当に静かです。みんな集中しているのですね。

 

連続模様をフリーハンドで描くTさん。スズとチタンの色が交互に描かれて、心地よいリズムが生まれています。

異国の地のタイル模様のように感じられますね。

 

 

いつも文学的な言葉や個性的な書体で描くYちゃん。今回も色々な妖怪の名前をデザイン化しましたね。

とてもユニークで、誰もまねできない独特な世界を作っています。難しい読めない字がいっぱい出てきて、読み方を教えてもらいました。

 

台風10号接近の為、長野に帰るバスが早い時間になり、急遽考えてきていた細かい図案から大胆な模様に変更したWさん。

ちょっと残念だったですが、いつか、あのち密な図案を使って作品が出来ればいいですね。

 

シンプルなデザインだけど、Hさんらしいかわいい模様になりました。

細い部分の型紙も上手にカットしていたので、着抜液がかぶらず、うまく蓮の葉が表現されていますね。

 

菊の模様が、本当にきれいにカットされていますね。トートバッグにした時の模様の配置までしっかりと計算されていたOさん。

バッグを持った時の表情にまで気を配ってデザインされていました。

 

とても可愛いらしい紫蘇を持ったフクロウ。常日ごろからTシャツなどに絵を描く仕事をしているKさん。

穏やかでユーモアも感じられるKさんワールドが、ここにも楽しく表現されていますね。細い線も上手に描けています。

 

「グレープフルーツムーン」って何か意味あるのですかと問うと、ある人の歌だと教えてくれました。その歌を調べてみると何か哀愁を帯びた詩で、Sさんの想いを表しているのでしょうか。

ヴィンテージ感を出したいと型紙のカットも、わざと切れにくいカッターでカットされました。いい感じでていますね~。

 

アパレル関係のお仕事をされているHさん。見本から自分の作るバッグの大きさを調べていかれ、ぴったり合うサイズの模様を考えてこられました。

細部にまでこだわるプロ魂を感じます。

 

刺繍模様から図案を考えられたHさん。びっしりと詰まった模様をほぼフリーハンドで描かれました。線が書きなれていて、速度もとても速かったです。

学生時代に鍛えられたという技が生きているのでしょうか。

 

作業が終わったらスチームアイロンをしっかりかけて、模様が他に移らないように気を付けて水洗いをしましょう。

皆さん頑張ったので、こんなに楽しい模様が出来ました。

それぞれに個性が発揮されていて、みんな素晴らしい出来栄えです!!

 

 

 

模様の位置や布の配置など各自が書いた指示書に従って、仕立ててもらう縦長と横長のトートバッグ。

それぞれのオリジナルバッグが出来上がって来るのを、楽しみに待ちましょう。

 

本当にきれいな色を出してくれた赤紫蘇。提供してくださった農家さんに、改めてお礼申し上げます。

 

松本つぎ代

 

 


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