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藍抜染~藍染してから模様を白く抜く技法

2018.08.26

カテゴリ:インストラクター養成講座, 草木染教室

ののはな草木染アカデミー「インストラクター養成講座」8月の2日目の授業は、藍抜染という技法です。

1日目に藍染で染めておいた手ぬぐい地とタペストリー布に、抜染液を使って白く模様を抜いていきます。

大まかなデザインは前もって生徒さん達に各自で考えてきてもらいました。型紙に模様を写し切り抜いていくのですが、その時に不都合な模様になっていないか、布に対して模様の大きさはこれで良いのか等相談しながら決めました。

スクーリング制度を使ってこの授業に参加したIさんは、ご自分が開いているカフェの看板を手拭いに抜染しました。お花のように見えるのは、ご自分で育てている棉と葉をデザインしたものです。

 

Sさんは、ペンギンとリレーのバトンタッチをシルエットで表現しています。ペンギンの後ろは氷山の様に見えますね。バトンタッチは本当に走っているような躍動感が出ています。

 

Mさんは、日本の伝統的な青海波(青海波)と千鳥の模様です。青海波を切り抜くのにかなり時間がかかっていましたが、きれいに最後まで頑張って彫られました。

 

Kさんは小枝に泊まる鳥を、左右対称に2枚彫られました。鳥のくちばしや目、羽根がうまく型紙で彫られていますね。

 

Mさんは、抽象化されたお花を大小取り混ぜお花畑の様な模様です。まん丸と細い茎をカットするのはかなり神経を使ったようですが、失敗なくカットできました。

 

Kさんは、チューリップと金魚のデザインです。チューリップの花びらや葉の重なりをどう表現するかに苦心したようです。金魚の尾びれの動きは、なめらかですね。

 

Yさんは、大きなペンギンと小さな色々な模様を考えてきました。ペンギン迫力ありますね~。

 

Fさんの模様は、土星と宇宙衛星?です。細かな線が丁寧に彫られています。

 

型紙を彫り終わったら藍抜染液を作り、ステンシルのように筆を使って抜染していきます。

 

抜染液は反応が遅いのでつい多めに抜染液を使ってしまいがちですが、10分ぐらいすると反応してきますので気長に待ちましょう! 生地の厚みなどを考えて抜染液を調整することが必要です。

抜染液が完全!に乾いてから、スチームアイロンを当てながらよく反応させます。

良く反応したら、抜染液が完全に落ちるようにすすぎ洗いを丁寧にし、脱水、乾燥します。

今回、型紙彫と抜染に思いのほか時間を取られました。完全に乾かすまでの時間がなくて、スチームアイロンがけとすすぎ洗いまでできず不完全な状態になっていますが、こんな感じの模様になりました。しっかり乾かしてからすすぎまでするともう少し白くはっきりとした模様が出て来るはずです。

 

 

8月は夏真っ盛りの中での授業だったのでちょっとハードでしたが、藍染めの涼しげな色で少しは安らいだ気持ちになって頂けたでしょうか。

 

ののはな草木染アカデミー代表 松本つぎ代


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