今日の京都・井手町は、暑いくらいの快晴!
近くに、藤が自生している場所があり、生徒さんと一緒に採集してきて染めました。

草木染の多くは、煮出した染液に、布などを入れて染めるのですが、
染液の色を見ていると、布に色が吸収されるのがよく分ります。

藤で草木染その1染める前の染液

↑↑↑ 染める前の染液

藤で草木染その2布を入れて染めます

↑↑↑座布団用の布、麻生平(アサキビラ)や、暖簾に染めます。布が色を吸収します

藤で草木染その3色を吸収して薄くなった染液

↑↑↑ 初めと比べると、薄くなっていきます

そして、たっぷり藤の色を吸収し、染まった色は・・・

藤で草木染めすると黄色に

藤で草木染めすると黄色に

藤で草木染めすると黄色に。座布団用麻の布

染まった色は、花の色の藤色ではなく、鮮やかな『からし色』(みょうばん媒染)と、『緑がかったグレー』(鉄媒染)でした。花の色と違う色に染まるのも、驚きがあるし楽しいですね。