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栗のイガ、フェンネル、オリーブで染める~板締め絞りと縫い絞り

2018.07.23

カテゴリ:インストラクター養成講座, 草木染教室

豪雨と猛暑の7月!

アカデミーのインストラクター養成講座も、土日コース7月7、8日と月火コース9、10日だったので、大雨に振り回され、その後は猛暑の中での講座となりました。幸い工房も何の被害もなくすみました。多くの方にご心配頂きありがとうございました。

大雨で電車が止まり、高速道路も封鎖になって来られなかった人もいましたが、それでも名古屋や岸和田など遠くからも、いつもどうりにご参加いただきました。

今回、染めるのに使った植物は、両クラスとも1日目は乾燥させた栗のイガ、2日目は土日クラスは工房のフェンネル、月火クラスは自宅のオリーブの木を剪定した枝葉でした。

染めるものは2日間で、大判の麻ストール、綿Tシャツ、綿ストール、麻のれんの4点です。

 

1日目は、いつもどうりまとめて下地処理とミョウバン媒染。それを済ませた麻ストールから染め始めます。

手順は、折りたたむ→万力で締める→栗の染液で染める→鉄媒染→白く防染された1部分に栗の色を入れる→よく水洗いするです。

きれいに屏風たたみが出来たら、防染して模様を出す為、布を四角い板で両サイドから挟み、万力で締めます。皆さんだんだん万力の使い方に慣れてきたようです!

 

煮出した栗の染液で染め、鉄媒染し、良く水洗いしましょう。

 

万力を外し広げてみると、こんなにもすっきりと真っ白な四角が並んでいますよ!

真っ白な四角の一部分を栗の染液で染めると

とてもシックでモダンなストールが出来上がり、「いい色!」と喜んでもらいました。

 

次に綿Tシャツです。手順は、Tシャツに絞りをしたい図案をかく→糸で縫う→巻き上げ絞りをする&帽子絞りをする→栗の染液で染める→鉄媒染もOKです。

皆さんそれぞれの想いで色々な図案が出来上がりました。図案の線を糸で細かく丁寧に縫っていき、巻き上げ絞りと帽子絞りをします。

 

栗の染液で染めた後に縫った糸をほどいてみると、それぞれの美しい模様が現われました。

栗の色に絞りの模様が白く引き立ってきれいですね~。小さな円は、縫うのにも絞るのにも時間がかかりましたが、沢山の円をよく頑張りましたね!

 

グレー系にしたい人は鉄媒染をします。黒に近い色にしたい人は、鉄媒染をしっかりとします。

 

こちらも糸をほどいてみると、

円だけではなく、桜の花模様にしたり、線でつないだり

背中にも模様が入ったり、袖と連動した模様にしたり、それぞれ工夫が凝らされた模様になっています。

「この夏、早速着れま~す」と言われた方もいらっしゃいました。模様を自分なりに考えること、それを染めることが出来た1日でした。

第2日目は、綿のストールと大きいサイズの麻のれんに挑戦です。少しづつレベルが上がっていきますが皆さん頑張って~!

 

ののはな草木染アカデミー代表 松本つぎ代


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