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2色の麻座布団生地と輪ゴム絞りの麻ランナー

2017.04.13

カテゴリ:インストラクター養成講座

4月の2日目の授業では、ミョウバン媒染と鉄媒染で2色に染める座布団用の麻生地、そして輪ゴムを使った絞り染による麻のランナーが課題作品です。

生地の下地処理は1日目に済ませておいたので、植物を刻んで煮出し染液を作る作業から始めます。

今日の植物は、月桂樹です。自宅の庭から採集してきました。

 

みんなでハサミを使って細かく刻みます。

太い枝はノコギリやなたも使います。

フレッシュな月桂樹は、甘くてちょっとスパイシーなとてもいい香り!

大鍋でぐつぐつ煮出して、染液が出来上がりました。

座布団用の麻生地を浸けると、優しくて澄んだ黄色です。

染まった生地を半分に切って、一枚はミョウバン媒染の黄色で仕上げ、もう一枚は鉄媒染をします。

鉄媒染では、オリーブグリーンやグレーに染まりました。

染める濃度によって微妙に色合いが違い、面白いですね。

きれいにアイロンがけをしたら、プロの座布団のお仕立てに出します。来月には自分で染めた生地が、立派な座布団に仕上がってくる予定。みなさん、お楽しみに~!

 

続いて、麻のランナーを輪ゴムを使って絞り染します。

絞りを施した生地を染液に浸けて、全体を染めます。

1日目のタマネギの染液が残っていたので、タマネギで染めた人もいます。

それを部分的に鉄媒染します。

きれいに染め分けることができました!

輪ゴムを解くと…

白い曲線が入り、きれいに染め上がりました!

同じ技法でも、みなさんそれぞれ違った曲線が出ていて面白いですね。

並べてみると、模様が繋がって一つのアート作品のよう!

 

最後に色見本帳づくりもしました。色見本帳は、毎回植物ごとにシルクと麻の生地をそれぞれミョウバン媒染、鉄媒染、銅媒染で染めます。素材や媒染剤による色の違いがよく分かり、どの季節にどんな植物で染めたのかも記録に残ります。

これは月桂樹の色見本です。

 

朝10:00から夕方5:00まで作業をし、初めてのことだらけで大変だったかと思いますが、みなさん「充実してるね~」「すでに来月の授業が楽しみ!」とおっしゃっていました。「忘れないうちに自宅で復習したい」ということで、下地処理の助剤や媒染剤を購入していかれた方も数人いらっしゃいましたよ。

みなさん意欲的!

 

出身も年齢も経歴もさまざまな受講生が集まり、今期も楽しくなりそうです!

これから約一年間、みなさんどうぞよろしくお願いいたします!

来月、またお待ちしていますね~

 

 

ののはな草木染アカデミー講師 松本陽菜

 

 

 

 


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