インストラクター養成講座12月の2日目は、ウール糸と原毛を活用して作品づくりを行いました。 まずはニードルフェルティングの技法を練習します。 草木染した原毛を布の上にのせて専用の針で刺していくと、だんだん原毛が布に固定されていきます。 みなさんこのニードルフェルティングの技法をするのは初めてだったようで、ふわふわの原...
松本 陽菜
植物の美しい色を作品にする喜びをみなさんと分かち合い、作品制作の経験も踏まえてお伝えしていけたらと思います。
代表・松本つぎ代の娘。「ののはな草木染アカデミー」講師。草木染ブランド「from GARDEN」デザイナー。
代表・松本つぎ代の娘。「ののはな草木染アカデミー」講師。草木染ブランド「from GARDEN」デザイナー。
松本 陽菜の記事一覧
12月のインストラクター養成講座一日目は、ウール染をしました。 ウールは、綿、麻、シルクとはミョウバン媒染の方法が違い、また染液などの温度にも注意しながら染めなければならないため、上級コースで初めてウールの染め方を学びます。 まずは、糸をカセにして染める準備をします。 この作業を丁寧にしなければ、あとあと糸が絡まって...
11月27日(金)、毎年恒例の遠足で生徒さんたちと一緒に神戸へ行ってきました。 9時前に京都駅に集合し、バスに乗っていざ神戸へ。 まずは、神戸ファッション美術館へ向かいました。 神戸ファッション美術館では、「KIMONO 日本衣装絵巻 -卑弥呼から篤姫の時代まで」という展覧会が開催されていました。 展覧会では、昭和...
先日、生徒さん7人と一緒にウメノキゴケの採集に行ってきました。 ウメノキゴケは、梅や桜、松などの木に生えているのですが、空気がきれいな場所にしか生息できないため、都会ではあまり見かけないかもしれません。 この日採集に行った場所には、川沿いの桜並木にびっしりとウメノキゴケが生えています。 ウメノキゴケは、木を傷めない...
インストラクター養成講座11月の二日目は、いろいろな植物の色と色を重ねて作品づくりをしました。 この日は、栗、メリケンカルカヤ、インド茜、ログウッド、スオウ、藍の6種類の染液を用意しました。 一日で6種類もの植物を煮出して染めることは今までの授業で初めてだったので、「すごい贅沢~!」とみなさん大喜びです。 一つ目の...
インストラクター養成講座は、11月から上級コースに入りました。 11月の第一日目は、重ね染めの実験をしました。 一種類の植物でも媒染剤によって色の変化を楽しむことが出来るのですが、異なる植物の色を重ねることで、表現できる色のバリエーションの幅が大きく広がります。 そのまま一色でも美しい草木染の色ですが、さらに植物の色...
ののはな草木染アカデミーのウェブサイトに、インストラクター養成講座第一期生の声と作品を紹介しています。 現在インストラクター養成講座に通われている第一期生のみなさんに、この講座を受講しようと思ったきっかけと、実際に受講してみてどのような感想をお持ちなのかをお聞きしました。 アンケート形式で書いていただいたのですが、みな...
インストラクター養成講座10月の2日目は、着抜技法での作品づくり。 1日目に染めた生地に、着抜液で模様を描いていきます。 まずは各自考えてきた図案を、生地に下描きします。 Iさんは、チタンの色が柿のようだからということで、大きな柿の木を描いて来られました。 Mさんは、1日目の植物採集の時に見つけた山帰来(サンキライ)...
インストラクター養成講座10月は、二日間に渡って着抜(ちゃくばつ)技法の授業を行いました。 草木染の着抜技法というのは、あらかじめ染めておいた生地に筆などを使って着抜液で模様を描いていく技法です。 着抜液にはチタンと錫があり、植物の色素がチタンや錫と反応して発色が変化するのです。 1日目は気持ちいい秋晴れだったので、...
9月の東京に続いて、10月は京都四条「嶋屋画廊」で展示会を開催いたします。 嶋屋画廊は母つぎ代が10年以上前から毎年展示会を続けていた場所で、 from GARDENを始めてからも、私が引き継いで毎年展示会を開催してきました。 京都の中心である四条通沿いにありながら奥まで入ると坪庭の見える展示スペースが広がり、 ...
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