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我が家の庭の片隅に、オリーブの木が植わっています。

10年位前に、小豆島のお土産に頂いた25センチくらいの小さな苗木が、5メートル近くに成長し、4年ほど前から実をつけ始めました。初めは小さな実が、5〜6個だけでしたが、今年は2センチ近くの粒ぞろいの奇麗な実が200個以上も生ってくれました。

35年以上も前、イタリア料理がまだ珍しかった頃、ピザの上に載っていた、又サラダに添えられていたオリーブに出会い、ちょっと不思議なオイルを含んだフルーティーな味に、おしゃれなヨーロッパを感じ、とても好きになりました。

いつかオリーブの木を植えたいと思っていました。願いが叶い、小豆島から苗木が届いたわけです。

この木の前に、やはり小豆島の、友人が贈ってくれたオリーブを植えていましたが、実の生る前に、幹にゾウムシが入ってしまい枯らしてしまっていました。だから今回のこんなに沢山の実を収穫出来たのは、本当に嬉しいです。

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花が咲き、ここまで実が大きくなるのに6〜7ヶ月掛かっていると思います。さくらんぼなどに比べて、随分と時間を要する木なのですね。
夕日に照らされて、ぴかっと光っている実は、本当に愛らしいですよ。

今年は、去年の様に失敗(苛性ソーダのパーセントを間違えたので柔らかくなりすぎ)をしないように、オリーブ漬けを作りたいと思っています。

オリーブ漬けの簡単な作り方

  1. 水1リットルに対し、苛性ソーダ20グラム(2パーセント)を用意し、12〜16時間ひたひたの苛性ソーダ入りの水にオリーブの実を漬け込む。
  2. 1の苛性ソーダ入りの水を捨て、こんどは真水に入れて、あくを除いていく。2〜3時間おきに水を替え、これを2日間くりかえす。
  3. あくが抜けたオリーブの実を、ビンに入れ、4パーセントの塩水を実がかぶる位まで注ぎ、冷暗所で保存。2週間くらいで食べられると思います。

さて切り落とした枝と葉で、なにか染めてみましょう。「オリーブグリーン」が生まれ出てきてくれるのでしょうか。こちらの方も、とても楽しみです。