2016年初めてのインストラクター養成講座一日目は、糸染めの授業を行いました。 麻、綿、シルクの3種類の糸を、それぞれ1色染、絣染、ぼかし染にしました。 まずは麻糸。 栗のいがで、きれいなベージュが染まりました。 こちらは栗で染めた後、鉄媒染をしました。 これもカーキ色っぽいこげ茶で、渋くて良い色です。 こちらは西洋...
インストラクター養成講座の記事一覧
インストラクター養成講座12月の2日目は、ウール糸と原毛を活用して作品づくりを行いました。 まずはニードルフェルティングの技法を練習します。 草木染した原毛を布の上にのせて専用の針で刺していくと、だんだん原毛が布に固定されていきます。 みなさんこのニードルフェルティングの技法をするのは初めてだったようで、ふわふわの原...
12月のインストラクター養成講座一日目は、ウール染をしました。 ウールは、綿、麻、シルクとはミョウバン媒染の方法が違い、また染液などの温度にも注意しながら染めなければならないため、上級コースで初めてウールの染め方を学びます。 まずは、糸をカセにして染める準備をします。 この作業を丁寧にしなければ、あとあと糸が絡まって...
インストラクター養成講座11月の二日目は、いろいろな植物の色と色を重ねて作品づくりをしました。 この日は、栗、メリケンカルカヤ、インド茜、ログウッド、スオウ、藍の6種類の染液を用意しました。 一日で6種類もの植物を煮出して染めることは今までの授業で初めてだったので、「すごい贅沢~!」とみなさん大喜びです。 一つ目の...
インストラクター養成講座は、11月から上級コースに入りました。 11月の第一日目は、重ね染めの実験をしました。 一種類の植物でも媒染剤によって色の変化を楽しむことが出来るのですが、異なる植物の色を重ねることで、表現できる色のバリエーションの幅が大きく広がります。 そのまま一色でも美しい草木染の色ですが、さらに植物の色...
インストラクター養成講座10月の2日目は、着抜技法での作品づくり。 1日目に染めた生地に、着抜液で模様を描いていきます。 まずは各自考えてきた図案を、生地に下描きします。 Iさんは、チタンの色が柿のようだからということで、大きな柿の木を描いて来られました。 Mさんは、1日目の植物採集の時に見つけた山帰来(サンキライ)...
インストラクター養成講座10月は、二日間に渡って着抜(ちゃくばつ)技法の授業を行いました。 草木染の着抜技法というのは、あらかじめ染めておいた生地に筆などを使って着抜液で模様を描いていく技法です。 着抜液にはチタンと錫があり、植物の色素がチタンや錫と反応して発色が変化するのです。 1日目は気持ちいい秋晴れだったので、...
板締め絞りはインストラクター養成講座の初級コースでもやりましたが、中級コースでは応用編です。 まずはいつもの様に植物を煮出して染液をつくるところから始めます。 これは土日クラスで使った月桂樹。 甘くてスパイーシーなとってもいい香りがする月桂樹。ミョウバン媒染で鮮やかな黄色、鉄媒染でカーキ色になりました。 細長い板を...
インストラクター養成講座9月の授業は、板締め絞りの応用編と柿渋染です。 本当は一日目に板締めをして二日目に柿渋をする予定でしたが、お天気の関係で予定を変更。 土日クラスでは一日目だけが晴れの天気予報だったので、土曜日に柿渋染をしました。 平日クラスはあいにく二日間とも雨予報だったので、お天気を見ながら板締めと柿渋を同時...
インストラクター養成講座、8月の二日目は藍抜染をしました。 一日目に藍染しておいた生地に、型紙を使って模様を入れていきます。 藍の色を“抜いて”白い模様になる技法なので「抜染(ばっせん)」といいます。 フリースタイル講座では自分で型紙を彫ることはしないのですが、インストラクター養成講座では型紙を彫ることから始めます。...
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