今日、9月末に始まる個展の案内ハガキ(DM)が印刷所から届いた。

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ずっと季節の移り変わりを追いかけて、植物を採集し染めるという作業を続けてきました。服に染めたり、布に染めて服の形にしたり‥ 。何種類かの植物を重ねて染めたり、模様を媒染剤の違いで描き出したり‥と。

毎年のことであるが、個展の1月位前になると、もっと早くから準備をしてくれば良かったのにという後悔と、もうだめかもしれないというあせりの気持ちと、あと少しだから、頑張らないと‥という気持ちがない交ぜになっておきてくる。
ここ数日、気持ちの焦点が定まらなくて、ものを創りだすという作業が、巧くいかない日が続いていた。暑い夏の間、休まずに作業を続けていたので、身体が悲鳴を上げ始めていたのかもしれない。あるいはアイデアやデザインが枯渇して、心にストレスが溜まっていたのかもしれない。

9月に入り、日中はまだ暑いが、夜風が心地よく、コオロギの声も秋の前奏曲の様にかすかに聴こえてくる。
これからは、臭木(くさぎ)の実やどんぐり、栗の毬で秋の色が染められるだろう。セイタカアワダチソウも早く大きく育っておくれ。

世界陸上も今日で終わりである。テレビだけの観戦であるが競技を終わった後の選手の方たちの爽やかな笑顔が気持ちよかった。
私のゴールももう少しで見えてくる。DMも出来上がってきたことだし、気持ちを大きく切り替えて、染めたり、ミシンをかけたりを再開することにしよう。。

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今年は、加工に少し違った試みをして見ました。草木染等に御興味がおありの方、お時間のある方、又ちょいと応援に行ってやろうとお思いになって下さった方、どうぞ個展会場に足をお運びくださいね。心からお待ち申しあげています。会場でお声を掛けていただければ、とても嬉しく思います。9月27日(木)から、京都四条の嶋屋画廊にてです。
ホームページに、場所、日時等がより詳しく出ていますので、御覧いただければと思います。
よろしくお願いしま〜す。

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夏バテを救ってくれた、にがうり。熟れかけの実を半分に割ると、真っ赤な棉に包まれた種がとても奇麗です。去年の種で沢山なってくれましたよ〜。今年も又この種を、来年のために、乾燥して保存しておこう。