9月27日から始まった個展も、昨日無事に終了することが出来ました。足をお運び下さいました皆様方、遠くから応援のエールを送って下さいました皆様方に心よりお礼申し上げます。
お陰様で、多くの方に草木染の微妙で美しい色とそれを生み出してくれた植物、その組み合わせによる色々な表現をご覧頂き、感じていただくことが出来ました。
木綿、麻、絹などの天然の繊維に、身近な植物の色で、自分なりに納得が行く表し方ができたかな〜と、ほっとしています。
すでに来年には、こんな風なものを創っていきたいな〜とイメージもわいてきています。
皆様からのご支援をパワーにして、次々と創り出して行く喜びをかみしめながら、進んでいけたらと思っています。
おりしも今日、新聞に「邪馬台国の有力地とされる奈良県の桜井市で、3世紀中ごろの国内最古の紅花花粉が見つかった」との記事を読みました。
女王・卑弥呼も、もしかして紅花で染めた衣を纏っていた‥???とおおいに古代の衣装等にロマンを掻き立てられました。
化学染料が発明されるまで、歴史の長きに渡って衣を染めてきた草木染にこれからも携わって行けたら‥とても幸せです。
皆様方に心よりお礼申し上げます。
●フード付きのシルクコート(くぬぎ、ペパーミント、やしゃぶし、他)