数日前、玉川提の桜の枝に「飛ぶ宝石」とまで形容される「かわせみ」を見つけ、感激したもののカメラを持っていなかったため写真を撮れませんでした。

井手の玉川の銘板

歯医者さんへの行き帰りに二度も、ほとんど同じ場所に止まっているのを見ました。
だから2〜30分は、そこに留まって、獲物を待っていたのでしょう。

今日はカメラを持って行ったものの、「かわせみ」には会えませんでした。本当に小鳥とも一期一会なのですね。

桜は、まだつぼみが少しふっくらしてきた程度です。
これからの暖かさで一気にふくらんで来るのでしょう。

4月初旬のさくら祭りを迎えるために、川原の葦などが刈り取られ、奇麗に整備され、小鳥達が群れて餌をついばんでいました。

井手・玉川の小鳥

満開の桜も良いけれど、手を広げたように小さなつぼみをつけた枝を大空に伸ばし、何かをつかもうとしている、桜の満ちてくるエネルギーを見るのも好きです。

京都・井手町、玉川堤のまだつぼみの桜

2〜3月は、道路拡張などで、やむ無く伐られた桜の枝を貰い受け、沢山の桜の草木染を教室の人たちと共に楽しんでいます。この時期のつぼみをつけた桜の枝からしか、美しい桜色が貰えないのです。伐り取られた桜が、布にうつくしい花を咲かせてくれるように願って、染めています。