井手町の田植え

朝の散歩が気持ちいい。
ゴールデンウィークの間に、数枚の田で田植えが行われたみたいだ。

井手町の田植え、苗代

水をたたえた田に風が渡り、早苗がそよ風に揺れている。心安らぐ美しい風景だ。
畦道の周りの草は、田植えのために奇麗に刈り取られたり、焼かれたりしていた。まだ残っているスズメノエンドウは、鞘がふくらみ紅く染まっている。小さな植物の世代交代が、こうして静かに進んでゆくのですね。

畑には、えんどう豆の蔓がネットに巻きついて生い茂り、鞘もぷっくり大きくなってきた。もうすぐ収穫して、色鮮やかな豆ご飯になるのだろうな。なす、トマト、ピーマン、ししとう等の夏野菜も整列している。

井手町の畑で見かけたミニビニールハウス、すいか用

ある畑で、高さ50センチばかりの可愛くて面白い鳥よけ?を見かけた。まだ小さな西瓜の苗が、中に透けて見えたが、小さなテントのようで、中に風を入れたり、手を入れられるようにファスナーまでがついていて、思わず頬が緩んでしまった。

お百姓さんの地道な日々の畑や田の手入れのお陰で、こうして美しい風景が保たれてゆく。もうすぐ、どの田にも水が張られ早苗が風にゆれるだろう。

玉川堤の新緑の頃の桜

桜満開だった玉川も、今は緑に覆いつくされている。

玉川で泳ぐ鴨のカップル
その川の小さな水溜りで、鴨のカップルが水遊びを楽しんでいた。

余りにも近くでカメラを構えたので、しばらく警戒しながら泳いでいたが、とうとう飛び立ってしまった。遊びの邪魔をしてしまったようだ。