みなさん、ウメノキゴケを知っていますか?

梅や桜、松などの古木に付く薄青緑色のものがウメノキゴケです。

これが木から取ってきたウメノキゴケ、それを漬け込んで1ヶ月以上まぜ続けると、

草木染に使う、ウメノキゴケ

不思議なことに少しずつ紫色になってきます。

草木染に使う、ウメノキゴケは紫色の染液

染めてみると、シルクやウールは赤紫色。

梅酢と赤しそで漬けた紅しょうがのような色です。

ウメノキゴケで草木染するとシルクやウールは赤紫色

綿や麻は紫~青紫色です。

ウメノキゴケで草木染すると綿や麻は紫色や青紫色

 

薄緑色のあのコケがこんな色を秘めているのですね!

ウメノキゴケで草木染した綿や麻、シルクの作品

ウメノキゴケで草木染した綿や麻、シルクの作品

 

ののはな草木染アカデミー フリースタイル講座(草木染教室)

講師 松本 拓美