ののはな草木染アカデミーインストラクター養成講座が、今年も5月11日~14日始まりました。今年は第5期生となり、各地から12名が参加されています。
これから1年間、初級コース、中級コース、上級コース、インストラクターコース、修了制作発表と進んでいきます。草木染に使う植物、染める素材(綿、麻、シルク、ウール)などを変えながら、技法やデザインを学んでいきます。
まずは、初々しい皆さんをご紹介します。皆さん、草木染をしっかり学ぼうという意欲に満ち溢れていました。私達も気が引き締まります。
奈良県、大阪府、京都市、神戸市、そして神奈川県川崎市からも。
去年から第5期開講を待っていてくれたという方や、通信部のスクーリングで大分県から飛行機で伊丹まで来られ、講義に参加された人もいます。
土日クラス、月火クラス、2日間で染めたのは、大判シルクストール、麻生平の座布団生地、麻のランナーです。座布団用の染めあがった生地は仕立てに出しました。しっかりした和座布団が出来上がってくるのが楽しみです。
始めは「手をなめらかに動かすのは難し~」と言っていた皆さんですが、だんだん慣れてきて、きれいなぼかしのストールが出来上がりました。
各自思い思いの曲線で絞って媒染剤を変えたテーブルランナーも出来上がりました。
第5期生はとても熱心で、講座の2日間を終えてから早速習ったことを自宅で試され、ストールやエコバッグ、シルクの5本指ソックスなどを「染めました~」と写真を送ってくれました。
また秋に染めるために育ててほしいと思ってお渡ししたキバナコスモスの種が「発芽しました」というお知らせも届きました。遠く離れていても、草木染を通してみんながつながっていくのはなんだか嬉しいですね!
私達は、皆さんが草木染を学び制作活動や仕事にできるよう、皆さんに寄り添って進んでいこうと思っています。一緒に頑張りましょう!5期生さん!!。
ののはな草木染アカデミー代表 松本つぎ代