今日の草木染教室(フリースタイル講座)は藍抜染技法でした。草木を煮だして染める草木染教室ですので、1年で一番暑い8月は、抜染技法などの室内でできる技法が人気です。
藍抜染技法は、あらかじめ藍染をした布や、風呂敷、Tシャツなどに型紙をのせて模様をつけていきます。
模様を描いた後は、乾燥させて、アイロン、水洗い、干すで完成になります。藍染を白色に抜くので抜染と言います。
模様を描いた直後は、あまり反応が無いのでついつい塗りすぎてしまいますが、乾燥、アイロン、水洗いでそれぞれ模様がよりクッキリ出てきます。
こちらは、ランチョンマットに模様をつけてすぐの頃。
こちらは、水洗いをして干している時です。模様のコントラストがはっきりしてくるのがわかると思います。
こちらは、リボン付きTシャツに氷の模様。
こちらは風呂敷の力作です。小さな花の模様は意図的に何度も塗って濃く(白く)しています。風呂敷の斜め半分に草花の模様を散らして、千花模様に。
メイン以上に「地」を埋め尽くした千花模様に感動した、クリュニー美術館展のタペストリー「貴婦人と一角獣」を思い出しました。皆さん「いいのができたね~!」「今度まねさせてもらう!」と言っていました。