今日は、花が咲き始めたカラスノエンドウと、教室のSさんが鳥取から持ち帰ってくれた三椏を染めました。

草木染「カラスノエンドウ」を染める

↑↑↑ カラスノエンドウは、新芽のような初々しい色。媒染剤を変えて、淡い黄色から若草色へ、ぼかしが綺麗に染まりました。

三椏は、初めて見る木で、和紙の原料になる木として学校で習ったことを思い出しました。樹皮を剥がし、花バサミで小さく切ろうとしてもなかなか切れません。裂いてみるとひも状になって、ものをくくる紐として使っていたというSさんの話が良く理解できました。沈丁花科だそうで、花が薄黄色で、沈丁花の花によく似ています。独特の香りを持っていて、虫除けに使えそう。アルミ媒染で柔らかなクリームベージュに染まりました。鉄媒染でも微妙な美しい色ですが、写真には旨くその微妙さが写ってくれませんでした。残念です。

二つの植物を煮出し染めたので、忙しい一日でしたが、今日も新しい色に出会い、楽しい一日でした。お弁当をそれぞれみんなで広げて交換して、バイキング形式のランチもほんとうに美味しかったです。