こんにちは。ののはな草木染アカデミーの松本つぎ代です。

今日の教室では今、旬を迎えている野菜の紅菜苔(こうさいたい)で草木染をしました。紅菜苔(こうさいたい)をきざむでにだす

紅菜苔は、中国原産の野菜だそうですが、日本のはな菜と似ていて早春に食べるとおいしい野菜です。

つぼみのついた茎は、ちょっとほろ苦くて美味しく、草木染にも使えるので一石二鳥です。染め用にと紅菜苔を持ってきてくれたAさんが、紅菜苔の酢の物とお浸しを作ってきてくれ、みんなでお昼に頂いたのですが、とてもおいしかったです。食べる方でも話は盛り上がったのですが、染めの方でも「こんな色初めて」とか「野菜からこんな色が出るなんて…」「染液と染めた色が違うって不思議」など、盛り上がりました。

きざんだ紅菜苔を煮出してみると、染液の色はワイン色。染液はワイン色

さてどんな色に染まるでしょうか。染まった色は若草色

染まった色は、木綿、麻では、さわやかな早春の若草色。シルク、ウールではクリーム色。

自然って不思議。おもしろ~い。

生徒さん達が持ってきてくれた、文旦、餡ドーナツ、落雁、それぞれ美味しくって、休憩時間も楽しかったです。分担をきれいに盛り付けてくれたSさんは、柑橘系皮むきスペシャリスト!?で~す。盛りだくさんな今日のおやつ