9月からインストラクター養成講座は上級コースに入りました。もう上級コースまで来たなんて、早くてびっくりです!
上級コースの初めの課題は、花火模様の絞り染めで服を染めます。
洗濯バサミを使ってこんなにきれいな模様を染めることができます!
ブラウスに各自模様を入れたい部分に絞りを施していきます。
絞りの作業が出来たら染めていきましょう!
この日使った植物は、今まさに花盛りのキバナコスモスと、ナンキンハゼです。
キバナコスモスはアカデミーの庭でも育てているのですが、毎日花を摘んでたくさん集まるまで冷凍保存しておきます。土日クラスではMさんが何袋も集めて持って来てくださいました。ありがとうございます!
染液に浸けると、花の色をそのまま写し取ったような美しいオレンジ色です!
こちらはナンキンハゼ。ちょうどこの時期は、実がたくさんなっています。
ナンキンハゼは優しい黄色に染まっています。
この後鉄媒染をして洗濯バサミを外すと…
これを広げると花火の模様になるのです。
それではみなさんの完成作品を紹介していきましょう。
まずはキバナコスモスを持って来てくれたMさん。3つの模様それぞれ洗濯バサミを挟む間隔や数を変えて、雰囲気の異なる花火模様がでています。キバナコスモスをたくさん持って来てくださったので、しっかりと深い色に染まって鉄媒染をしたこげ茶色にオレンジ色と白の模様がきれいです!
こちらはOさん。大小さまざまな模様が入っています。一番小さい模様はお花みたいでかわいいですね!
こちらはAさん。ナンキンハゼで染められました。ナンキンハゼは鉄媒染でグレーから黒に近い色まで染まります。左胸にワンポイントで小さい模様を入れたり、両袖に同じ大きさの模様を入れたりと、男性らしいデザインを考えられていますね!
こちらはKさん。前だけでなく後ろのデザインにもこだわって模様を入れています。背中の中心の模様は家紋みたい!?
こちらはWさん。直径30cmぐらいの大きな模様を両サイドの裾に入れました。Wさんは中級の時に染めたTシャツでもそうでしたが、他の方とは違った発想のデザインをされてとても面白いです!
こちらはTさん。Tさんも大きな模様を後ろの中心にドンっと入れました。いつもはかわいい感じのデザインが多いTさんですが、こんな大胆に模様を入れるデザインもいいですね!
みなさんそれぞれ良い作品が出来ました~!
1日目の作品はこれで完成ですが、2日目のストールの作品のベースの色をナンキンハゼで黒く染めておきます。
ストールをきれいに折りたたんで板締め絞りをして染めると…
黒地に四角や三角の白い模様がきれいに並びました。
2日目はこの白い部分に重ね染めで色を入れていきます!
インストラクター養成講座 講師
松本陽菜