板締め絞りはインストラクター養成講座の初級コースでもやりましたが、中級コースでは応用編です。
まずはいつもの様に植物を煮出して染液をつくるところから始めます。
これは土日クラスで使った月桂樹。
甘くてスパイーシーなとってもいい香りがする月桂樹。ミョウバン媒染で鮮やかな黄色、鉄媒染でカーキ色になりました。
細長い板を使って染めたブックカバーと、
丸と四角を組み合わせて染めたのれん。
のれんもブックカバーも、カーキ色のベースに鮮やかな黄色と白、淡いグレーがアクセントになって、すごくおしゃれですね~!
「今すぐ使えそう!」と喜んでいらっしゃいました。
こちらは平日クラスで使ったビワ。
ビワはこれまでの経験で9月10月がいちばん濃く染まったので、今回も期待していました。
みんなで刻んで煮出してみるとやっぱりとても濃くて深い赤色の染液になり、色見本を染めてみると麻は深い赤や赤味がかったこげ茶色、シルクはサーモンピンクや淡いブラウンベージュなどが染まりました。
のれんも濃い赤に染まって、
みなさんとってもクオリティの高い作品が染め上がりました!!
板締め絞りの丸い模様もくっきりきれいに出ているし、ぼかし染めも美しいですね~!
他の方もとても良いのれんが出来ていたのに、写真を取り忘れてしまいました…残念…。
ブックカバーは小さい面積なのに、みんなかなり凝った作品になりましたよ~
格子状の板で板締め絞りすると、線がくっきり出たりぼんやり出たり。
こちらはハート形を反転させて、蝶々に!
こちらの作品はとても複雑な模様で、色もビワだけで染めたとは思えないほどたくさんの色が入っていますね!
中級コースになって受講生のみなさんのオリジナリティがますます発揮されて、私もとても刺激を受けています。
今後もみなさんの作品が楽しみです!!
インストラクター養成講座 講師
松本陽菜