草木染の知識、技術、表現方法を基礎から応用編まで体系的に学び、草木染インストラクターになれる講座です。
草木染の基礎から応用までを体系的に学び、さまざまな知識や技術、表現方法を習得できるカリキュラムです。
実技中心の初級~上級コースで技術を習得した先には、アカデミー認定のインストラクタ ーの資格を習得できるインストラクターコースに進むことができます。
2024年度草木染インストラクター養成講座は、募集締切ました。(※2025年度は、2024年秋頃に募集開始、2025年5月開講予定です)
「通学部」と「通信部」から選べます
通学部の特徴
- 特徴1
- 自然豊かな集中できる教室で学べる
通学部の授業は毎月土日の2日間。豊かな自然が残る静かな環境で、心身ともにリフレッシュしながら草木染を学べます。季節ごとに庭や近くの野山で育った植物を、授業の際に染料として使っています。 - 特徴2
- 少人数で講師から直接の学び
授業では草木染の制作および指導の実績豊富な講師陣が、直接指導をします。少人数制なので初心者の方でも安心して受講でき、技法の細かなポイントやコツなど丁寧な指導が受けられます。 - 特徴3
- 受講生どうしの交流
草木染を通して様々な年齢や地域の人たちとの交流の輪が広がります。受講生同士が協力しあって作業をする中で、お互いの作品や制作に取組む姿勢を見て刺激を受けることも多いです。
通信部の特徴
- 特徴1
- 毎月のオンライン授業で講師から直接学べる
通信部のオンライン授業は毎月2日間、スマホやPCなどで受講できます。授業は通学部と同じ内容で行い、技法の細かなポイントやコツを実演も交えてお伝えします。分からないこともその都度質問できるので、アカデミーに通えなくても通学部と同じクオリティの学びが得られます。 - 特徴2
- 土日クラスと月火クラスを選べる
通信部のオンライン授業は土日クラスと月火クラスがあり、ご都合に合わせてクラスを選べます。もし授業日の都合が悪くなった場合は、クラスを移動したり、後日オンライン授業の録画映像を見ながら受講したり、とフレキシブルな受講が可能です。 - 特徴3
- 通学部の授業に無料で参加できる「スクーリング制度」
スクーリング制度は、通信部の受講生が通学部の授業に無料で参加できる制度です。実際に講師と対面してアカデミーで学び、通学部の受講生とともに制作や交流をすることでさまざまな刺激にもなる良い機会です。通学部の授業日の中からご都合の合う日を選んでご参加いただけます。
各コースのカリキュラム
-
初級コース 5〜6月
草木染の基本となる染め方や絞り染めなどの技法を学ぶコースです
- 5月:ぼかし染め、媒染剤による色の変化、輪ゴムを使った絞り染を学びます。
- (シルクストール、麻生地、麻のランナー)
- 6月:ビー玉などを使った絞り染め、結び絞り、割りばし絞りを学びます。
- (コースター6枚、ランチョンマット2枚、スラブ生地、ハンカチ4枚)
講座内で染めた麻生地を、座布団2枚にお仕立てします -
中級コース 7〜9月
草木染のさまざまな応用技法を学ぶコースです
- 7月:板締め絞りの基本、縫い絞り、ライン絞り、板締め絞りの応用を学びます。
- (麻ストール、Tシャツ、綿ストール、麻のれん)
- 8月:インド藍による藍染と、筆や型で模様を描く藍の抜染技法を学びます。
- (生地、風呂敷、手ぬぐい地)
- 9月:草木染した生地に筆や版、型を使って模様を描く着抜技法を学びます。
- (麻生地)
講座内で染めた生地(着抜技法)を、トートバッグにお仕立てします -
上級コース 10月〜翌年2月
さまざまな表現方法を学び、応用力を養うコースです
- 10月:服の染め方、多色染、重ね染を学びます。
- (綿ブラウス、シルク混生地、ストール)
- 11月:糸の一色染め、段染め、多色のぼかし染め、ウール染めを学びます。
- (シルク糸、綿糸、麻糸、ウール糸、原毛)
- 12月:草木染した生地と原毛を使ってフェルト作品を作ります。
- (麻生地、原毛、ウール糸など)
- 1月・2月:『修了制作』
- これまで学んださまざまな染色技法や表現方法を組み合わせて、バッグのテキスタイルを制作します。
- (麻生地など)
修了制作の作品を、トートバッグ(L)もしくは山型バッグにお仕立てします
上級コースでは、草木染の基本的な技術や技法を人に教えられるレベルまで習得出来ているかを認定する『上級スキル認定課題』があります。初級から中級の授業で制作した課題10作品を、再度自宅でひとりで制作し提出します。 -
インストラクターコース
インストラクターコースには、草木染教室インストラクターと草木染ワークショップインストラクターの2つがあります。
[草木染教室インストラクター]
草木染教室インストラクターはアカデミーの支部教室として、草木染教室を自宅などで開講することができます。授業では教室を運営していく様々なノウハウを学びます。そして各自の状況に応じて個別相談を行いながら、実際に教室の開講準備を進めていきます。
教室開講後も、教室運営サポートとして、教材の割引販売やアカデミーホームページでの支部紹介など様々なサポートを受けることができます。
※草木染教室インストラクターは草木染ワークショップインストラクターの資格も同時に授与されます[草木染ワークショップインストラクター]
草木染ワークショップインストラクターの授業では、ワークショップの内容に応じた設備や道具などの準備、金額や時間の設定など、開催のためのノウハウを学びます。友だちを誘って、自宅などでワークショップをしたり、手作り市やマルシェに出展して作品を販売しながらワークショップを開催できます。また、アカデミーに依頼のあったワークショップやイベントに、講師として参加することができます。ワークショップ開催サポートとして、教材の割引販売や道具のレンタル制度があります。
インストラクターさんへの
サポートについて