今日の教室は、みんなで紅花を染めました。
乾燥した紅花を不織布にいれ十数回、水の中で揉んで揉んでを繰り返し、黄色を飛ばしてから紅色を染めます。
通常の草木染のやり方の草木を炊き出してから染めるのとは違って、火は使いません。
紅花は熱に弱いからです。
午前中、ほとんどをこの黄色を捨てるための作業に費やしました。指先と腕がだるくなるほどでした。
その甲斐あって黄色がほとんど抜けて、赤色系の染液に。
紅花の染液につけている時は少しオレンジがかっていますが、水に浸し、洗うと美しいピンク色がパッと出てきます。
感激です。
最初に揉んで水に出てきた黄色も染められるのですが、美しいピンクに「綺麗な色!」とみんな歓声を上げ、こちらの色を集中して染めました。
最近ご主人さんから、「明るい色を着た方がいいよ」と勧められていたHさんは、Tシャツ、ブラウス、カーディガンなど染めてとても喜んでいました。ご主人さんにも気に入ってもらえたら、嬉しいですね。