4月から第3期インストラクター養成講座が始まりました!
今期の受講生はなんと10代から60代まで幅広い年齢層で、通学部9名、通信部2名の計11名となりました。そして1・2期生に比べて遠方から参加される方も増えました。京都北部の舞鶴や岐阜県、長野県、福井県などから、宿泊して通学部に通われます!
月火クラスの初日の授業には、スクーリングとして通信部の受講生も愛知県からご参加されました。
初日の授業では、まず講義で草木染の基礎知識を学びます。
1時間ほどかけて、植物染料と化学染料の違いや、繊維、媒染剤などについて学びます。
1・2期生でもそうでしたが、実技だけでなく理論で知識を学ぶことで、これまでに草木染の経験がある方は特に「上手くいかなかった理由がわかった」「疑問に思っていたことがわかった」とおっしゃっていました。
講義の後はさっそく制作に取り掛かります。
一日目に作る課題作品は、ぼかし染めのシルクストールです。
染料にする植物は、タマネギの皮を使いました。
真剣な眼差しで、ぼかし染めのやり方を聞いているみなさん。
「初めからけっこう難しいんですね」という声も…。
でも、みなさんきれいなぼかし染めのストールが出来ましたよ!
アイロンがけと房の始末をして完成です。
仕上がったストールを巻いて、記念撮影。
実際にストールを巻いてみると、淡い黄色から濃い黄色まで色合いに表情が生まれて、ぼかし染めがとても効果的ですね!
講師の私たちも初日はドキドキ緊張しましたが、一日があっという間に終わったような感覚でした。
ののはな草木染アカデミー講師 松本陽菜