Hさんが、昨年に収穫したざくろの果皮を干して保存していたものを、持ってきてくれました。
想像していた以上に沢山の量で、いったいざくろが、何個分ぐらいあったのでしょうか。
中身のざくろの実をどうしたのか聞き忘れて、ちょっと残念。
中東の方で、じゅうたんを染めるのに使われているだけあって、ざくろの果皮は、しっかりとした渋い目の黄色を出してくれました。鉄の媒染剤をかけてみると、緑がかった深いグレーでした。
丸い形の板を使って、可愛い染が出来て、初めて板締め技法に挑戦したHさんは大喜びでした。
沢山のざくろの果皮をありがとうございました。お陰さまで、美しい色をみんなが楽しめました。
Sさんは、1月20日に染めたカリンの布に、少しだけ煮出した月桂樹の色を重ねて、長さ2メートル近くもある、素敵なタペストリーが出来上がりました。教室展に向けて少しずつ作品が、出来上がっていますね。