前回の続きです。出来上がったバッグをご紹介します。
通信部の鵜飼さんは、三重県からスクーリングで今回の授業に参加されました。
太い線、細い線が自在にフリーハンドで描かれていて、大胆な模様になっています。一方裏面は、ハナミズキが優しく描かれていて、両面が楽しく使い分けられますね。
みなさん、この模様と数字がなんだかわかりますか。私は全然わかりませんでした。
スクーリングで静岡から参加の中川さんは、中国の伝統楽器の一種である二胡(ニコ)を習っていて、その胴の裏の花窓(ハナマド、きれいな名前!)をデザインに取り入れたのです。型紙彫りは、細かな作業でしたが集中してきれいに彫れました。また数字は、楽譜?のようなものだそうです。このバッグを持って二胡を習いに行くなんて、楽しみが倍増しそうです!
薬剤師さんをされている佐藤さんは、忙しい合間を縫って北海道江別市からスクーリングに初めて参加されました。私たちや同期の方たちとライングループを通じてお話や、作品を披露しあっているので、なぜか初対面という感じはしなかったです。時間があればもっとスクーリングに参加したいとおっしゃっていました。
線が巧みに描かれて、動きが感じられるバッグとなっています。
神奈川県川崎市の遠方からいつも朝早く自宅を出て参加の清水さんは、タンポポのようなお花を描きました。お花の数や、その配置に迷っていましたが、バランスの良いかわいらしいバッグになりました。風に吹かれてなびいている様子が目に浮かびます。
残りお二人の作品は、また出来上がり次第ご紹介します。
10月、すでに上級コースに入り、多色染めなど新しい染め技法も増えてきました。これからも草木染の可能性を拡げていきましょう。お楽しみに~!
ののはな草木染アカデミー代表 松本つぎ代