7月3~6日まで、通信部のインストラクター養成講座中級コースの授業をしました。
通信部は、自宅で動画と教科書で前もって予習し(多分!)オンライン授業で顔を合わせながら大切なポイントを伝え、質問にも答えながら各自で作品制作をしてもらいます。
通信部では、その日に染める植物はご自分で庭や野山で採集しています。2クラス4日間で染めた植物は、21種類にもなりました。「この植物で染めます」と各自が植物をZOOM画面で見せてから授業を進めるので、その植物がどんな色になるのか他の人たちにも興味が広がり、参考になったと思います。アカデミーでも染めたことがなかったサガリバナという沖縄独特の樹やアメリカから参加の生徒さんはブーゲンビリアを発酵させて染めていました。
そんな多様な植物で染めた作品をお互いに披露し、次の作品作りへの刺激となるのがオンライン授業の良さかもしれません。グループラインに投稿された写真の一部ご紹介致します。どうぞご覧ください。
1日目 麻ストール 板締め絞り
四角の板の模様がクッキリ出て、一方にはきれいな色も染まりました。
1日目綿Tシャツ 縫い絞り
円の大きさや位置でTシャツの表情が変わりますね~。
2日目 綿ストール ライン絞り
2日目 麻暖簾 板締め絞り応用編
植物の違いや板の形、布の折りたたみ方などでいろんな模様ののれんができました。
ハードな2日間でしたが、通信部の皆さんがすばらしい作品を作ることができて良かったです。終了後グループラインで分からないところを質問したり、自分の作品をアップして、それぞれが感想を述べあうのも貴重な時間となっています。
8月は、藍染、藍抜染などを学びます。お楽しみに~!
ののはな草木染アカデミー代表 松本つぎ代