本日の草木染教室は藍の生葉染をしました。

普通の藍染とは、また違って不思議な草木染です。

前日に草木染教室の生徒さんのNさんの畑に、藍の生葉を刈りに行きました。

藍の生葉染めの方法1。藍を育て刈り取る

写真のように、すぐ隣に紫蘇やナス、トマトなどを植えている畑の一画に、藍を育ててもらっていたのです。

本日の教室日はNさんを含めて、6人全員で、まずは、染めに使う葉っぱの部分を茎から分けます。

藍の生葉染めの方法2。藍の葉の部分だけを分ける

小一時間後、タライに2杯分の藍の生葉が取れました

藍の生葉染めの方法2。藍の葉の部分だけを分ける

藍の生葉を、今度はミキサーにかけます

藍の生葉染めの方法3。藍の葉と水を入れミキサーに 藍の生葉染めの方法3。ミキサー

細かい目の布で濾します

藍の生葉染めの方法4。不織布などの細かい布で濾す

そして出来上がったのは、抹茶の様な色の青汁。そこにシルクのストールを入れていきます。

藍の生葉染めの方法5。そこにシルク素材を入れる

初めは、ストールも抹茶色、しばらく揉みながら染めていきます

藍の生葉染めの方法6。しばらく揉む(5分程度)

5分後、青みがかってきます。不思議なことに青汁は抹茶色のままです。

藍の生葉染めの方法6。しばらく揉む(5分程度)

水洗いをして、干します

藍の生葉染めの方法7。水洗い

こんなに色鮮やかな、スカイブルーのストールが染まりました。

藍の生葉染めの方法8。干して完成

不思議なのは、この藍の生葉染は、シルクしか染まりません。
綿や麻、ウールでは色がつかないようです。

草木染って、奥が深いですね。