7月4日(土)から7月7日(火)の4日間、土日クラスと月火クラスのインストラクター養成講座がありました。
どちらのクラスも1日目は、「マルバアカソ」という植物を使って染めました。
マルバアカソは、水路の脇や小川の川べりなど水の多いところによく生えていて、シソのような形の葉っぱと赤い色をした茎が特徴です。
前日の金曜日、フリースタイル講座の生徒さんのご実家近くでたくさん生えているということで、採集させていただきました。
生徒さんも一緒になって採集してくださり、たくさんのマルバアカソを持って帰ることができました。
マルバアカソはどんな色に染まるのでしょうか。
新鮮なうちに刻んで煮出すと・・・
深い赤色の染液ができました。
受講生のみなさんは、「緑色の草からこんな赤色が出るなんて信じられない~!」と驚きの様子。
本当に植物って不思議ですね~。
さぁ、染液ができたところでさっそく染めていきましょう。
いろいろな折りたたみ方をして染めたハンカチは、とっても面白い模様になりました。
ハンカチの他には、大きなスラブ生地を結び絞りで大胆な模様に染めました。
簡単にできて大胆な面白い模様が染まる結び絞りに、みなさんも喜んでいらっしゃいました。
これまでにもマルバアカソを染めたことは何度もありましたが、今回のマルバアカソは今まででいちばん赤味が強く色も濃かったように思います。
新鮮で季節的にも良かったのかもしれませんね。
インストラクター養成講座
講師 松本陽菜