インストラクター養成講座10月の2日目は、着抜技法での作品づくり。
1日目に染めた生地に、着抜液で模様を描いていきます。
まずは各自考えてきた図案を、生地に下描きします。
Iさんは、チタンの色が柿のようだからということで、大きな柿の木を描いて来られました。
Mさんは、1日目の植物採集の時に見つけた山帰来(サンキライ)をモチーフに。
下描きが出来たら、チタンと錫の着抜液を筆で塗っていきます。
みなさん、集中して黙々と作業中。
3時間ぐらい集中して作業し、素晴らしい作品ができました~!
オレンジ色の柿とかすれたような筆のタッチで描いた木の幹や枝が、とても秋らしい雰囲気があっていいですね!
こちらは山帰来を描かれたMさんの作品。
サルスベリで染めた生地の黒に、山帰来がすごく映えますね!!
チタンと錫の2色で、こんなにも立体感や植物の表情を表現できるのは、絵が得意なMさんならではです!
山帰来の他に、こんな抽象模様も描かれました。
大胆で迫力がありますね!
Oさんは、なんと自分の手形を模様にするとのこと!
手のひらに着抜液を塗って、
生地にぎゅっと押さえます。
きれいに手形が出ました~!
これまで着抜技法で手形を模様にした人は初めてです。
おもしろい!!
手形の他にも、古墳の壁画を参考にしたというこんなかわいい模様も。
今回の着抜技法も、みなさんの個性溢れる作品ができました。
仕上がった生地は、この後バッグの仕立に出します。
みなさんの力作が、プロ仕立てのバッグに仕上がってくるのが本当に楽しみです!!
インストラクター養成講座 講師
松本陽菜