インストラクター養成講座

受講生の声と作品紹介

原雅代さん

原 雅代さん

通学部第2期生
京都市在住

自然から思いがけない色を頂き、自然に感謝できる毎日を送っています。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
原さん:私はののはな草木染アカデミーのフリースタイル講座に6年通わせて頂いております。月に一度、気の合う仲間と賑やかに染めています。60種類以上(延べにすると100種以上)の自然のものから思いがけない色を頂き、自然に感謝のできる毎日を送っております。そんな時インストラクター養成講座二期生募集の話を聞き、2月に(一期生の授業の)見学に行きました。ちょうど修了制作のカバンの布地を描いておられました。寡黙に丁寧に作品に向かっておられる姿を見続けました。それで申込みを決めました。思い切って飛び込んで良かったと思っています。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
原さん:講座には毎回目当てがあり、一生懸命取り組みました。私は深く考えずに作品を仕上げるところがあります。この講座を通して、少しはじっくりと考えて制作できたかなと思っています。それは講師の先生方が的確に助言してくださったからです。又、わかっているつもりでもテキストに戻り確認しました。上級スキル課題に(合否の)評価があることがインストラクター養成講座申込みの際に一番気になるところでした。しかし課題を計画的に独りで仕上げました。講評会で他の生徒さんの作品を見て、自分の至らなさがよくよくわかりました。この養成講座でたくさんの技法を学ばせて頂きました。中でも糸染め、原毛染めの授業で「すべてにおいてやさしい」の手順は、草木染に通じると思います。
大好きな沖縄には10回以上行っていますが、見学のみでした。これからは織り、染など体験して心豊かに過ごしたいと思っています。
10カ月間チームで動いた創造力豊かな仲間達に感謝しています。


小島正子さん

小島 正子さん

通学部第2期生
枚方市在住

朝から夕方までじっくり時間をかけて取り組み、作業内容が身に付きました。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
小島さん:自然豊かな環境で、草木染を専門にしているところで学んでみたいと思いました。
入会を決めた理由は、草木染を長く経験された先生からの指導と、テキスタイルデザインを組み込んで新しい感覚で作品を仕上げていくことに興味を持ったからです。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
小島さん:月2回の講座でしたが、朝から夕方まで2日間じっくり時間をかけて取り組めました。作品をつくるまでの布の下処理から染、完成まで一連の流れを繰り返し経験することで、作業内容が身に付いていきました。適切に優しく指導してくださり、安心して作業できました。季節に応じた植物の染を数多く経験することができました。種を蒔いて藍を育てて生葉染めができたことは、新鮮でした。色にも感動しました。
植物の染色をこれからも深めていきたいと思います。今年も藍の種を蒔いて育てていきます。


和多田登志子さん

和多田 登志子さん

通学部第2期生
京田辺市在住

もっと草木染の奥に広がる世界を見てみたいと思い立ち、申し込みました。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
和多田さん:フリースタイル講座で10年以上草木染めを経験し、自然の草木に癒され染めの楽しさを味わいました。そんな時ハタと、もっと草木染めの奥に広がる世界を見たいと思い立ち、今回インストラクター養成講座に申し込みました。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
和多田さん:毎回程よい緊張感を持ちながら、授業に望みました。
お二人の先生の指導は、いつも丁寧でどんな質問にも解りやすく答えてくださいます。これは今まで培ってきた経験とご努力に依るものだと思われます。私は草木染め経験者なのですが、今まで知らなかったコツやこうすれば上手くいくと気付かされることが、多々ありました。
私が楽しかったのは、染めの技法を使っていかに自分なりの作品に仕上げるか、という創作過程でした。絞りなどは和のイメージになりがちですが、何とかポップな感じにしようと試行錯誤しました。そんな時も先生方は個性を尊重してアドバイスしてくださいます。
同じ植物でもその時出会う色はまさに様々です。ある意味その不安定さが魅力なのでしょうね。これからも草木染めの奥深い世界に魅せられていくことと思います。


明石啓章さん

明石 啓章さん

通学部第2期生
名古屋市在住

【資格】草木染ワークショップインストラクター

植物を草木染という形で活かすことで、自然環境を守る活動に繋げていきたい。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
明石さん:私は学生の頃から植物に関心があり本来の自然とは何かということについて学んできました。その後、仕事でも環境調査に携わってきましたが、より私らしい自然との関わり方について考えた結果、「草木染」というキーワードが浮かんできました。
そして、1~2年程寝かせた気持ちが爆発し、今しかない!と学びの場を探し、「ののはな草木染アカデミー」のホームページに辿り着きました。
入会の決め手は、見やすくわかりやすいホームページとしっかりとしたカリキュラム、そして平日か土日、通学か通信といった自分のライフスタイルに合わせたコース選択を行えたことでした。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
明石さん:一番に残ったことはとにかく楽しかったということです。
名古屋からの通学は何かと厳しい面もありましたが、私にとって通学部を選んだことは大正解でした。毎月、新しい技法を先生方から直接学ぶことができたことは本当に貴重な経験でしたし、何より共に学ぶ方々とお互いの作品の良いところを褒め合い、改善すべき点を確認し合えたことは学びの意欲をさらに高めることができた要因だと思います。
最も興味深かった技法は板締め絞りでした。板を外すまで仕上がりがわからない緊張感と思い通りに染まるかという期待感が楽しかったです。
染料ではビワやスギに感動しました。酸化を促して染液が真っ赤に変わる瞬間は本当に驚きと感動です。
今後は植物を草木染という形で活かすことで自然環境を守る活動に繋げていきたいと考えています。


谷川光子さん

谷川 光子さん

通学部第2期生
京田辺市在住

一期生の方々のお話に後押しされ、もう一度基本から勉強したいと思い受講。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
谷川さん:子育ても一段落し、何か始めたいと思っていた時、野の花工房を紹介していただきました。最初は自然に生えている草、花、木からどんな色が染められるのか楽しんでいました。毎月が経つにつれ、重ね染めや型染め、絞り染めなどいろいろな技法を学ぶようになりました。
一昨年からインストラクター養成講座が開講され、一期生の方々のお話も伺い、後押しもあり、もう一度基本から勉強したいと思い申込みました。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
谷川さん:初級は草木染の歴史や化学的な仕組みなどの座学、フリースタイルでも学んだ基本の技法を丁寧に分かりやすく教えていただきました。
中級、上級になると板締め絞り、縫い絞り、折り紙絞りや、糸、ウールの染め方、フェルトなど新しい技法も教えていただき、自分でデザインを考えてつくる作品づくりに取り組みました。本やネットを見てデザインを考え、久しぶりに頭をフル回転させてなんとか完成できました。
一番不安だった基本キットを染める認定課題は、テキストを何回も見直し、先生から教わったことを思い出しながら染め上げました。一人で四苦八苦しながら最初から最後まで作品を作り上げたことで、少し自信がつきました。
まだまだ未熟です。これから少しずつ技術を習得し作品を作って行きたいと思います。


岡山容子さん

岡山 容子さん

通学部第2期生
京田辺市在住

時間が経つのも忘れるくらい全部が楽しくて夢中になりました。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
岡山さん:今から25年ほど前、新聞で松本先生の草木染工房の記事を見て興味を持ちました。入会したいと思ったのですが、その頃は仕事が忙しく入会できませんでした。
退職してフリースタイル講座を2年ほど受講しました。子供の頃から草花が好きで、その草花が美しい色に染まるのがうれしくて、毎月ワクワクして通っていました。しかしその時々の思いつきで作品を作るよりも、基礎を身につけ見通しを持って染色をする方が自分のためになると思いました。そしてそれなら早い方がいいと考え、入会しました。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
岡山さん:2日間連続なのでじっくり取り組めました。教科書をいただいたので、手元に置いて活用できます。
授業の中でこれが一番面白かったというのはなくて、全部が楽しくて夢中になりました。時間の経つのも忘れるくらいです。先生が適切なアドバイスをしてくださるので大きな失敗はなかったのですが、家で認定課題をする時はいっぱい失敗をし、それも自分の力になりました。認定課題をする時、いただいた教科書は手放せませんでした。


森澤麗子さん

森澤 麗子さん

通学部第1期生
木津川市在住

【資格】草木染教室インストラクター、草木染ワークショップインストラクター

草木染をもっと本格的に勉強してみたいと思い、受講を決めました。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
森澤さん:私は、ののはな草木染アカデミーのフリースタイル講座に5年ほど通わせて頂いております。自然の木 、草、花から生まれる美しい色に魅せられて染めるのが楽しみになりました。
そのうち、もっと本格的な勉強をしてみたいと思うようになった時、インストラクター養成講座が開かれると聞きました。自分にできるかどうか随分迷いましたが、入会してみることにしました。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
森澤さん:フリースタイルで学んだことも多くありましたが、先生たちがより丁寧に指導してくださるので、技術的にもレベルアップするように思います。また、板締め絞り、折り紙絞りなど、新しい作品ができ、楽しいです。
意欲の点では、一緒にインストラクター養成講座に入った仲間の人たちの影響もあります。一人ひとりが個性的な作品を作ろうと、すごく頑張っているのをみて、私も今まで以上に努力しようと思ってます。
家でも、草木染を楽しんでます。今年染めた草木は(マサキ 、サルスベリ、金鶏菊、藍生葉染、黄花コスモス たまねぎ、青じそ、赤じそ、月桂樹、ヤマボウシ、クチナシ、皇帝ダリア、コーヒー)などを染めました。

インストラクター養成講座生徒作品
左:何度も板を置き換えて染めた高度な板締め絞り。
右:着抜技法で描いた大胆な抽象模様。

根岸良子さん

根岸 良子さん

通学部第1期生
京都市在住

【資格】草木染教室インストラクター、草木染ワークショップインストラクター

草木染+αの可能性を感じ、ののはな草木染アカデミーへ。
季節によって変化する草木染の色に毎回ドキドキします。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
根岸さん:フリースタイルコースの受講生でしたが、インストラクター養成講座を開講することを知り、より体系的に染色について学びたいと思ったので、入会しました。インストラクター養成講座では、体系的で懇切丁寧なレジュメが配布されます。とてもわかりやすく、あとで復習するときに便宜です。
フリースタイルコースに入会するときは、志村ふくみ先生の講座との比較で、志村先生の講座が「草木染+織」に限定されるのに対して、ののはな草木染アカデミーは、「草木染+アルファ」のアルファ部分が織に限定されず、いろいろな分野への応用性が期待できると思ったので、ののはな草木染アカデミーに決めました。
すぐに馴染めるファミリアーな雰囲気もいいです。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
根岸さん:講師の先生は、松本つぎ代先生と松本陽菜(はるな)先生です。つぎ代先生は30年を超える草木染の研究家で、その経験に基づく教育に大きな感動を受けます。染色指導に対する使命感を感じます。陽菜先生は大学でテキスタイルを体系的に学んだ方で、日本古来の草木染に現代的な感性も併せもっています。新しい方向性を授業に取り入れていただき、草木染の多様な応用性を示唆していただけます。
私が最も興味をもっているのは、草木がその生命力の源として表現する色です。季節等によって微妙に変化する色、今回はどんなふうに発色するのか、毎回ドキドキします。技法としては絞り染めと型染が面白いです。いずれも、古くから日本で行われてきた技法ですが、その奥深さに感心します。これらの技法を、さらに学んで、私自身の生涯学習テーマとしていきたいと思っています。

インストラクター養成講座生徒作品
左:雪花絞りや藍抜染など、さまざまな技法の藍染作品。
右:板締め絞りで染めたモダンな模様の麻のれんとブックカバー。

井上稔美さん

井上 稔美さん

通学部第1期生
大阪市在住

【資格】草木染ワークショップインストラクター

先生方の草木染に対する強い思いを感じ、入会しました。
まだまだこれから多くのことを学びたいです。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
井上さん:入会の一番のポイントは、始めて京都井手町の工房の見学に行ったとき、インストラクター養成講座の説明を聞く中で、先生方の草木染に対する強い思いを感じて、その日の帰りに、入会を決めました。
昨年の3月に勤めていた中学校を退職して、主人の母と二人の生活をしていました。私のやりたいことは、おあずけで、一年間介護に邁進する中、たまたま始めた、Facebookで、ののはな草木染アカデミーを知りました。
大阪芸術大学では、工芸学科染織専攻でしたが、自然の素材だけを使った草木染はあまりしていませんでした。
3年前に友人5人と開いたグループ展で織りの作品を出したこともあり、草木染で糸染めをすることにはとても興味がありました。
昨年8月に検査して、パーキンソン病と診断を受けてから、ますます今、体が動く内に何かやりたいと強く思うようになりました。
私の見つけた草木染の工房は3つありました。まず、ののはな、そして志村ふくみさんの工房、広島の工房です。その中で、こちらの工房のインストラクター養成講座は、内容も充実していて、基礎から順に積み上げていけると言うところにとても魅力を感じました。いつまでできるかなと、不安になることがありますが、とにかくできるところまでがんばりたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
井上さん:講座の方たちとの作業は、思って いた以上に体力的にも厳しい所もありましたが、常に先生方が教える立場で、厳しく、優しく、そして、ていねいに教えてくださる所に、感激しています。
私が興味を持ったのは、絞り染めの技法です。巻絞りのこつをおしえていただきました。特に面白いのは輪ゴムで簡単に巻絞りができる所です。
自宅でも、楽しんで染色ができます。はじめは、できるかどうかと、不安に思っていたことも、できることが増えるに従って、誰かに教えてみたいという気持ちに少しずつ変化しているようです。
まだまだ、これから、多くのことを教わって、自分の作品も作っていきたいと思っています。

インストラクター養成講座生徒作品
左:大きな布に大胆な模様を染められる結び絞り。
右:着抜技法で描いた秋の雰囲気を感じる柿の木。

大瀧由依さん

大瀧 由依さん

通学部第1期生
東京都在住

「植物採集」という言葉にひかれ、思い切って受講しました。
草木染を一歩一歩着実に身につけることができました。

ーどのようなきっかけでインストラクター養成講座に申し込まれましたか?
大瀧さん:ただ何かを身につけたかったからです。たとえ無一物になったとしても自分はこれができるという「何か」を。そう考えていたときにこの講座と出逢いました。と言っても先生方の個展を見に行ったわけでも、実際に教室を訪れたわけでもありません。ぼんやりとネットをいじっていたときに出逢ったのです。カチカチカチ……画面一杯に映し出される草花の写真。とカリキュラム内容に書かれた「植物を採集」という文言。これだ!お金を出せばそれなりの染料が買える今日日。自ら植物を見つけ、それを己が手で染める。私が求めていたことがここで学べるのではないか!!よりにもよって一番不確実なネットからひどく確信めいたものを感じ、思いきって受講してみました。
ー実際にインストラクター養成講座を受講してみて、いかがですか?
大瀧さん:月に一度、東京をぬけだし、空の広い工房へ。四季のうつろいを語る庭をぬけ、本日の植物とご対面。「これが本当に染まるのか?」いつもニコニコしている先生を尻目に、大きな寸胴をまぜまぜ。けれど、そうして生まれた作品をふわりと陽の下にさらせば「嗚呼、すてき」と重なる声。ふりかえれば、時同じくする仲間たち。年齢や経験は違えど課題に真摯に取り組む姿や新たな創意は大変刺激的であり、こういった環境こそが染めに対するより深い理解へと繋がってゆくのでしょう。草木染の「く」の字も知らず、いきなりのインストラクター養成講座ではありましたが、先生方の丁寧な手ほどきにより一歩一歩着実に身につけることができました。そしてなんといっても楽しいです。

野の花草木が織りなす多彩な命の輝きに私は裏切られ、それ故に惹きつけられている。


インストラクター養成講座生徒作品
左:鮮やかなオレンジ色の濃淡が美しいぼかし染めのストール。
右:大中小の3種の丸い板で板締め絞りした麻のれん。