インストラクター養成講座

草木染の知識、技術、表現方法を実習と座学によって深く学び、アカデミーの認定インストラクターになれる講座です。

[講座紹介]インストラクター養成講座

インストラクター養成講座では、草木染の様々な知識や技術、表現方法を基礎から応用まで集中して学びます。初級コースでは草木染の基本と身近なものを使った絞り染めを学びます。中級コースでは絞りの応用や藍染など応用技法を学びます。上級コースではさらに高度な応用技法に加えて、オリジナリティを発揮して作品づくりができる力を養います。
その後は自宅などで草木染教室を開講できる「支部教室インストラクター」の資格と、草木染ワークショップを開催することができる「ワークショップインストラクター」の資格を取得することができるインストラクターコースに進むことができます。


「通学部」と「通信部」 受講の方法は2通りがあります。

  • 通学部の特徴

    通学部の特徴

    特徴1
    少人数で講師から直接の学び草木染30年の経験を持つ松本つぎ代と、草木染ブランドfrom GARDENをしている松本陽菜が直接指導します。少人数制なので、細かな作業ポイントなど丁寧な指導が受けられます
    特徴2
    土日クラスと平日クラスを選べる通学部には土日クラスと平日クラスがあり、ご都合に合わせてクラスを選べます。クラスを移動することも可能です。
    特徴3
    受講生どうしの交流草木染を通して様々な年齢や地域の人たちとの交流の輪が広がります。受講生同士が協力しあって作業をする中で、お互いの作品や制作に取組む姿勢を見て刺激を受けることも多いです。
  • 通信部の特徴

    通信部の特徴

    特徴1
    レッスン動画で通学部と同じカリキュラムを学べる遠方にお住まいの方でも通学部と同じカリキュラムを自宅で学べ、同じ資格を得ることができます。作業の手順や詳細なポイントが分かるレッスン動画をホームページ上に配信しますので、動画を見ながら通学部と同じ内容を自宅で学ぶことができます。
    「通信部レッスン動画」バナーをクリックし、サンプル動画をご覧ください。通信部レッスン動画
    特徴2
    講評シートによる課題作品への丁寧なアドバイス・講評制作した課題作品は、各コースの提出期限までにまとめてアカデミーまでお送りください。講師が作品一つ一つに丁寧に目を通し、講評シートを使って細かなアドバイスや講評をいたします
    特徴3
    スクーリングと無料相談で安心通学部の授業日に無料で参加できるスクーリング制度があります。一人では分からなかったことを講師に質問できたり、通学部の受講生との交流もできます。またメールや電話による無料相談制度もありますので、安心して学ぶことができます。
    (※通信部の中級・上級コースではアカデミーに来校し、通学部の受講生と同じ授業を受けるスクーリングへの指定日数参加が必修となります。)


各コースのカリキュラムについて

初級~上級コースは実習と座学で草木染の知識、技術、表現方法を学びます。上級コースを修了し、上級スキル認定を受けた受講生は、インストラクターコースへ進むことができます。

  • 初級コース画像
  • 初級コース

    草木染の基本となる染め方や絞り染めなどの技法を学ぶコースです

    通学部:土日クラス、平日クラスともに、6時間×4日間
    通信部:初級コース教材セットお届け4月上旬 作品提出期限5月28日

    ぼかし染め、媒染剤による色の変化、輪ゴムを使った絞り染を学びます。
    (シルクストール、麻生地、麻のランナー)
    ビー玉などを使った絞り染め、結び絞り、割りばし絞りを学びます。
    (コースター6枚、ランチョンマット2枚、スラブ生地、ハンカチ4枚)

    【修了後、初級コース修了証明書授与】

  • 中級コース画像
  • 中級コース

    草木染のさまざまな応用技法を学ぶコースです

    通学部:土日クラス、平日クラスともに、6時間×6日間
    通信部:中級コース教材セットお届け6月上旬 作品提出期限8月28日

    板締め絞りの基本、縫い絞り、ライン絞り、板締め絞りの応用を学びます。
    (麻ストール、Tシャツ、綿ストール、麻のれん)
    インド藍による藍染と、筆や型で模様を描く藍の抜染技法を学びます。
    (生地、風呂敷、手ぬぐい地)
    草木染した生地に筆や版、型を使って模様を描く着抜技法を学びます。
    (麻生地)

    【修了後、中級コース修了証明書授与】

  • 上級コース画像
  • 上級コース

    さまざまな表現方法を学び、応用力を養うコースです

    通学部:土日クラス、平日クラスともに、6時間×10日間
    通信部:上級コース教材セットお届け9月上旬 作品提出期限:翌年1月20日

    服の染め方、多色染、重ね染を学びます。
    (綿ジャケット、シルク生地、ストール)
    野山を歩いて植物採集し、身近にある植物染料について学びます。(※通学部)
    糸の一色染め、段染め、多色のぼかし染め原毛染めを学びます。
    (シルク糸、綿糸、麻糸、ウール糸、原毛)
    草木染した生地と原毛を使ってフェルト作品を作ります。
    (麻生地、原毛、ウール糸など)
    『修了制作』
    これまで学んださまざまな染色技法や表現方法を組み合わせて、バッグのテキスタイルを制作します。
    (麻生地など)
    上級コースでは、草木染の基本的な技術や技法を人に教えられるレベルまで習得出来ているかを認定する『上級スキル認定課題』があります。初級から中級の授業で制作した課題10作品を、再度自宅でひとりで制作し提出します。
    通学部、通信部ともに上級スキル認定課題提出。 提出期限:11月30日

    【修了後、上級スキル認定証授与】

    ※草木染の実技の授業は上級コースまでで終了します。上級コースを修了し、上級スキル認定を受けた受講生は、認定インストラクターの資格が取得できる、インストラクターコースへ進むことができます。

  • インストラクターコース

    草木染教室運営のノウハウを学び、支部教室インストラクターの資格を取得できます

    コース修了後、一年以内に支部教室開講予定の方のみ受講してください
    通学部:土日クラス、平日クラスともに、6時間×2日間
    通信部:通信部の受講生も通学部の土日クラス、平日クラスいずれかにご出席ください。6時間×2日間

    支部教室インストラクターはアカデミーのフリースタイル講座と同じ運営方法で、草木染教室を自宅などで開講することができます。授業では教室を運営していく様々なノウハウを学びます。そして各自の状況に応じて個別相談を行いながら、実際に教室の開講準備を進めていきます。
    教室開講後も、教室運営サポートとして、教材の割引販売やアカデミーホームページでの支部紹介、レジシステムの提供など様々なサポートを受けることができます。
    ※支部教室インストラクターはワークショップインストラクターの資格も同時に授与されます
    【修了後、支部教室インストラクター認定証授与】

  • ワークショップインストラクター

    草木染ワークショップのノウハウを学び、ワークショップインストラクターの資格を取得できます

    通学部:土日クラス、平日クラスともに、6時間×1日間
    通信部:通信部の受講生も通学部の土日クラス、平日クラスいずれかにご出席ください。6時間×1日間

    ワークショップインストラクターはワークショップの内容に応じた設備や道具などの準備、金額や時間の設定など、開催のためのノウハウを学びます。友だちを誘って、自宅などでワークショップをしたり、手作り市やマルシェに出展して作品を販売しながらワークショップを開催できます。また、アカデミーに依頼のあったワークショップやイベントに、講師として参加することができます。ワークショップ開催サポートとして、教材の割引販売や道具のレンタル制度があります。
    【修了後、ワークショップインストラクター認定証授与】


インストラクターさんへのサポートについて

いざ教室やワークショップを運営するとなると、「カリキュラムや料金はどうすればいいのだろう」「材料はどこから仕入れたらいいのだろう」など、いろいろな課題が出てきます。認定インストラクターとなった方には、草木染教室を安心して運営していけるよう、運営システムや教材の提供、ホームページでの生徒募集など、ひとりひとりに寄り添ったサポートをいたします。
教室の運営やワークショップの開催と共にご自分で草木染のものづくりの活動をされる方を応援いたします。ご自身の作品を百貨店やギャラリーに出品できる展示会を企画中です。また「ののはな草木染研究会」に参加し、スキルを磨くことができます。

教室開講・運営サポートについて


講師紹介

代表
松本 つぎ代 Matsumoto Tsugiyo

こんにちは。
ののはな草木染アカデミーの代表であり、インストラクター養成講座とフリースタイル講座、両方の講師も務める松本つぎ代です。私は、草木から頂く美しい色が本当に好きで、これまでさまざまな植物を染めてきました。植物の持つ力や草木染の魅力を、教室の生徒さん達と一緒に作業をしながらお伝えしています。生徒さん達が持っている力を引き出しながら、こちらも学ばせて頂くこともたくさんあり、共に向上していければと思っています。

[経 歴]

1949年 10月18日、和歌山生まれ。
1970年 まだ海外渡航が珍しかった時代に大学を1年間休学し、イギリスにホームステイ。この間フランス、スペインなどにも旅行。帰路はマルコポーロの東方見聞録バスというバスに乗って、ドイツ、トルコ、アフガニスタン、インドなどを通って帰ってくる。
1973年 大阪市立大学第二文学部卒業。
1985年 染色家の夫を手伝うかたわら、志村ふくみ氏に感銘を受け、現代の服に生かそうと京都・宇治市の自宅で草木染を始める。『四季の草木染 野の花工房』を設立。
1988年 初めての個展「自然からの贈り物展」を開催。当時はまだ草木染が珍しく、この展示会が読売新聞、ABCテレビ、NHKテレビ、KBS京都ラジオで紹介されました。
以来、毎年数か所のギャラリーや百貨店で個展を開催。
1990年 京都・井手町の豊かな自然に惹かれ、転居。新しい自宅で草木染教室を開始。
2009年 自宅から現在の場所に工房を移転。染め場や教室のスペースも広くなり、生徒さんの人数も増えていきました。
2011年 京都府「知恵の経営」実践モデル企業の認定を受ける。野の花工房が、価値を生み出す技術やノウハウ、人材などの無形の経営資源=「知恵」を有する企業であると、京都府から認定されました。

[好きなこと]
東寺の弘法さんや、北野天満宮の天神さん、石山寺などの骨董市で、掘り出し物を見つけること。骨董と言っても高価なものではなく、昔の人が普段の生活に使っていた器や漆器、農具などです。昔のものは、丁寧な職人技が施されていたり、時代を経てきたものだけが醸し出す雰囲気があって、心惹かれてしまいます。

[メディア出演歴]
テレビ:NHK、KBS京都など
新聞:朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞、京都新聞など
雑誌:ハイミセス、家庭画報、創作市場など

代表 松本 つぎ代
講師
松本 陽菜 Matsumoto Haruna

こんにちは。
インストラクター養成講座の講師、松本陽菜です。
2011年に野の花工房に加入し、現代のファッションにフィットする草木染の服を作りたいと思い、2012年から草木染のブランド「from GARDEN –botanical colors-」を始めました。
アカデミーでは植物の美しい色を作品にする喜びをみなさんと一緒に分かち合いながら、自分自身の制作の経験も踏まえてお伝えしていけたらと思います。
松本つぎ代の娘です。

[経 歴]

1983年 4月19日、京都生まれ。
2002年〜 京都市立銅駝美術工芸高校ファッションアート科卒業。
東京の女子美術大学短期大学部でテキスタイルを専攻し、3年間さまざまな染織を学ぶ。
2005年〜 東京日本橋にある老舗の服地の企画・卸の会社で企画・営業職として6年間勤務。国内のデザイナーズブランドなど数十社を担当。さまざまなブランドの服地に触れる日々の中で、母の草木染の魅力を再認識。自分でも草木染をやろうと京都に戻ることを決意。
2011年 野の花工房に加入。
2012年 「from GARDEN –botanical colors-」設立。
from GARDENのWEBサイト:http://www.fromgarden.jp/
2013年〜 大阪髙島屋、阪急うめだ本店、名古屋髙島屋、神戸大丸など、百貨店を中心に展示会を開催。

[好きなこと]
小学生の頃からファッションに興味があって、家にあった生地を使って自己流でスカートやキャミソールを作ったりしていました。ファッションに関わる仕事をしたいと昔から思っていましたが、母と一緒に草木染をするとは27歳まで全く思っていませんでした。
スポーツは昔からサッカー観戦が好きで、高校生の頃や東京にいた頃はよくスタジアムまで観に行っていました。今はなかなかスタジアムに行く機会がないのですが、日本代表の大事な試合があるときは深夜・早朝でも睡眠時間を削ってテレビ観戦します。

講師 松本 陽菜