2018年5月にスタートした第4期インストラクター養成講座。一年間に渡って草木染の基礎から応用まで学んでこられた4期生のみなさんが、インストラクター養成講座を受講しようと思ったきっかけ、そして実際に受講した感想を書いてくれましたので、ご紹介します。

 

【藤本 沙絵さん】通学部 大阪府在住

Q1. ののはな草木染アカデミーのインストラクター養成講座を受講しようと思った理由、きっかけは何ですか?

・体験に行ってみてもっと草木染のことを知りたいと思ったから

・ののはな草木染アカデミーで染めているものがとても鮮やかな色だったから

Q2. 実際にインストラクター養成講座を受講してみて、どのような感想をお持ちですか?

・少人数での授業なので質問などもしやすく、先生方も優しく教えて下さいます

・今日はどんな色が出るのかと毎回わくわくしました

・今後はインストラクターとして活躍しつつ、自分の服なども作ってみたいです

 

4期生の中で最年少の藤本さん。

6月頃にご自宅近くで「ののはな草木染アカデミー 岸和田支部教室」を開校されます!お母様はじめご家族も藤本さんの草木染の活動にとても協力的なので、ご家族の応援を受けてぜひ頑張ってくださいね。お母様はファッション関係のお仕事(パターンナー)をされているそうで、藤本さんが染めた布をお母様が洋服に仕立てたりバッグにしたり出来たらいいね!とお話しされていました。母娘のコラボ、楽しみです!!

私たちも藤本さんの教室運営やモノづくりの活動をしっかりサポートし、活躍されることを楽しみにしています!

 

【松家 隆子さん】通学部 京都府在住

Q1. ののはな草木染アカデミーのインストラクター養成講座を受講しようと思った理由、きっかけは何ですか?

以前から草木染には興味があり、藍の生葉染め体験に行ったことがあります。やりたいという想いは持っていた時、Facebookにときどき出てくる“ののはな草木染アカデミー”のことを知りました。そしてホームページでどんなことをされているのかを見ました。

月に2回、土日クラスなら私でも参加できる。少人数で丁寧に教えてもらえる。一つのことだけでなく幅広く教えていただける。と思い、費用的には少し悩みましたが、“今だから、今しかない”と思い申し込みました。私のこれからの楽しみの一つにしたい思い、受講を決めました。

Q2. 実際にインストラクター養成講座を受講してみて、どのような感想をお持ちですか?

最初はどんな風になっていくのか想像も出来ませんでしたが、ゆっくり丁寧に分かりやすく2人の先生が教えて下さるので、困った時にはすぐに聞けるというところがとても良かったです。インストラクター養成講座には京都の人より他府県から参加されている方が多いのに驚きました。

みんなで下地処理作業、木や草を切って染液づくり、何回やったかな?と懐かしく思います。

いろいろな技法が学べたり、色の組み合わせでいろんな色に染められることに感動しました。黄色の染液と藍で緑色になった時の感動は大きかったです。

板締め、ライン絞りは好きな技法のひとつです。教科書通りではなくいろいろなことにチャレンジさせていただけたのも、とても楽しかったです。講座中も受講生の方と話したりしながら、困った時には優しい先生に助けられながら、“本当に楽しかった”の一言です。

ありがとうございました。

 

松家さんはなんといっても“チャレンジャー”!初級や中級コースは基本の技法を学ぶ授業が多く他のみなさんはまず基本の技法を失敗なく出来るようにするのですが、その中でも一人「先生、こんなことできますか?」「こうやってもいいですか?」と、技法をアレンジしてみたり、より難しいことにチャレンジされるのです。周りからは「松家さん、チャレンジャーやなぁ」とよく言われていました(笑)

失敗を恐れず思い浮かんだアイデアを実行してみる姿勢、とっても大事なことですよね。

松家さんはワークショップインストラクターの資格を取られ、お住まいの向日市に新しく出来た施設で草木染のワークショップができるようにさっそく計画を進められています。松家さんのチャレンジ精神と実行力で、ワークショップや作品販売などの活動をどんどん広げていってください!

 

【阪口 嘉代子さん】通学部 和歌山県在住

Q1. ののはな草木染アカデミーのインストラクター養成講座を受講しようと思った理由、きっかけは何ですか?

「植物の命をいただく」とはどういうことなのか知りたかったため。

草木染による染織作品をつくっていたが、作りたいものに合わせて色を出すことに疑問を感じ始め、基礎から学び直したいと思った。

Q2. 実際にインストラクター養成講座を受講してみて、どのような感想をお持ちですか?

先生方はほめ上手。

最も印象に残っている授業は、初回。今までやってきたことと大きく違ったため、新しい発見があった。

四季折々の草花を育て、部屋に飾る。植物を大切に想う気持ちが「植物の命をいただく」ということなのかと感じた。

今後は染めと織のバランスを保ちながら、自分なりの答えを探していきたいと思っている。

 

阪口さんは織をされているだけあって、どんな作業もとても緻密で丁寧です。そしてもうひとつ、デザインのコンセプトにいつもユーモアやストーリーが込められているのも阪口さんの作品の魅力です。緻密な作業に感心し、さらにデザインのコンセプトを聞くと「なるほど!面白い!」ということがいろいろありました。

今年の秋には作家のお友達と初めて二人展を開催される予定で、どんな作品を発表されるのか楽しみです。

そして初めは「教えるのは向いてないんじゃないか」と悩まれていたワークショップインストラクターの資格も思い切って取ることにされたので、ぜひ仲間と一緒にインストラクターとしても活躍していただきたいと思います!応援しています!

 

 

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現在、第5期インストラクター養成講座の受講生を募集しています!

★お申込み締め切り:4月21日

詳細はこちらからご覧ください→https://kyoto-nonohana.jp/lp/

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