7月10・11日、通学部のインストラクター養成講座中級コースが始まりました。

第1日目は、センダンを使って麻ストールを板締め絞り、綿Tシャツを縫い絞りで作品を制作しました。

 

 

板締め絞り

四角い板の形がすっきり出ていますね~。

Tシャツの巻き上げ絞りと帽子絞りです。円の大きさも様々、どこに絞りを入れるかも自由に楽しんでもらいました。乾いてからすぐに試着された生徒さんもいました。

 

 

 

2日目は、ピラカンサスを使って綿ストールと暖簾を染めました。

 

綿ストールを輪ゴムで絞るだけでこんなに面白い模様ができます!

 

暖簾は、150㎝×90㎝の大きさで、各自が選んだ形の板を使って染めました。模様を入れる位置を変えたり、片側だけ鉄媒染をしたり、みんな違った作品ができました。

 

   

7月の蒸し暑い中、植物を刻んでから煮出し、布に技法を施し染める作業は大変で、ハードな2日間でしたが、皆さんそれぞれが工夫を凝らした素晴らしい作品が出来上がり、喜んでいただきました。

通信部からスクーリングで参加したTさんから「通学部の皆さんと一緒に染めることができて、とても良い経験になりました。実際に作業しながら質問できるのはオンラインにはない魅力でした!」と言っていただきました。協力して一緒に植物を刻んだり作業しながら色々質問したり、お喋りができる通学部の魅力を感じてもらい良かったです。

次回②では通信部の作品を紹介します。各地の植物を使って染めていますので、おたのしみに~!

 

ののはな草木染アカデミー 松本つぎ代