ののはな草木染アカデミーインストラクター養成講座を受講された3期生(2017年度)の皆さんに感想をお聞きしました。その②です。
通学部田中晃子さんの感想です。
田中さんは、岐阜県下呂市から毎月早朝に家を出発し、車でアカデミーまで通学されました。その距離は相当なものだと思います。
1日目の授業後の宿に泊まる時も、車のカーナビひとつで新しい所へ平気で行っていました。車の運転技術とナビ一つでどこにでも行ける勘の良さ、素晴らしいですね。また物事を決める時の決断の速さ、度胸の良さが彼女の行動の元となっていて、その実行力にいつもすごいな!と感心させられます。
Q1
草木染インストラクター養成講座を受講しようと思った理由、きっかけは何ですか?
Q1の回答
「きっかけは、ののはな草木染アカデミー、インストラクター養成講座募集をフェイスブックで見つけたからです。
その瞬間アカデミーのホームページを検索してました。今でも不思議ですが、「やってみたい」と純粋に思ったのです。
すぐに資料請求をし、草木染体験会に申し込みしました。
草木染という単語は知っていましたが、何の知識もなくできるかなという不安、一年間は長いなという不安は草木染体験&説明会に参加して全くなくなり、終わる頃には、インストラクター養成講座受講を決めていました。
ちょうど人生を模索していた時期、もともと登山好きで草木、土いじり、お花、自然が好きで、手先を使って何かを作ることが好きだった事と、アカデミーの雰囲気、先生方の思い、しっかりしたカリキュラム、全てのタイミングが一致したのが受講の決め手です。」
Q2
実際に草木染インストラクター養成講座を受講してみて、どのような感想をお持ちですか?講座全体を通して感じたこと、一番面白かった授業などをお聞かせください。
Q2の回答
「一番おもしろかった授業は「全部!!」順番はつけられません!!
『今回はどんな発見、学びがあるのだろう』
『何の植物を使うのかな』
『先生や同期メンバーに会えるな』
はじめはドキドキ緊張感もありましたが、回を重ねるごとに、草木染の話はもちろん、いろんな話ができることが何よりの楽しみでした。
岐阜から京都に月一回通うことが楽しくて楽しくて、インストラクター養成講座を受講して、本当によかったです。
今後は、支部教室インストラクター資格をとり、岐阜県下呂市にののはな草木染アカデミーの草木染教室を開きたいです。それと同時に草木染の技術を学び、講師の先生方に一歩でも近づけるよう、草木染作品づくりを続けていきます。
『今後は、岐阜県下呂市に草木染教室を開きたいです』とおっしゃる田中さんは、支部教室インストラクターの資格を取り、3月「下呂教室」開講に向けて現在着々と準備を進めています。
ご自宅近くが様々な草木に恵まれ、草木染教室を開くのに良い自然環境だそうです。さらに、お父さんがとても良き理解者であり、協力者となっています。上記の写真の藍の生葉染めは、昨夏そのお父さんが畑で藍を育てアカデミーに提供してくださったものです。とても立派な藍で、きれいな色が染まりました。ありがとうございました。
さらに畑で草木染に使う植物(藍やキバナコスモスなど)を育てたり、栗やユーカリを植えたり、近くの農家で育つリンゴやナシなどの剪定された枝を一緒に集めに行くなど、大きな力になってくれているとのこと。つい最近も軽トラックいっぱいの剪定された梨の枝を農家さんから頂いて運んでくれたそうです。
田中さんの大好きな下呂で草木染教室を開き、生徒さんをたくさん集めて草木染愛好者を増やしていって下さい。応援していま~す。
●3期生(2017年度)ほかの感想文はこちら↓
草木染インストラクター養成講座(2017年度)を受講された感想 その1
草木染インストラクター養成講座(2017年度)を受講された感想 その2(この記事)
草木染インストラクター養成講座(2017年度)を受講された感想 その3
草木染インストラクター養成講座(2017年度)を受講された感想 その4
草木染インストラクター養成講座(2017年度)を受講された感想 その5
●3期生(2017年度)が1年で学んだことの集大成「修了制作」の紹介です。
草木染が初めてだった受講生も多い中、こんな作品ができるようになりました
草木染で修了制作の作品づくり その1
草木染で修了制作の作品づくり その2
草木染で修了制作の作品づくり その3
●草木染教室作品展(京都・井手町 2018年4月1日(日)~7日(土))
「草木染教室作品展」では草木染インストラクター養成講座受講生の修了制作をはじめ、草木染教室で一年間さまざまな植物を使って染めた作品を展示・販売します。
詳細はこちら↓
●草木染インストラクター養成講座のホームページはこちら
ののはな草木染アカデミー代表 松本つぎ代