梅がちらほら咲き始めましたね。 1月初旬、寒の水で白梅と月桂樹を染めました。 ご近所から頂いた、庭で剪定された小さなつぼみの付いた白梅と、青々と茂った月桂樹の枝葉です。 一抱えもある梅の枝の束を、一枝づつ樹皮を心材から剥がすようにして小さく折って皮をむいて小さくして行きます。多くの色を貰うために必要な作業ですが、これは...
松本 つぎ代
草木染を仕事にして30 年以上。生徒さん達が持っている力を引き出しながら、共に学び、向上していければと思っています。
「ののはな草木染アカデミー」代表・講師。
「ののはな草木染アカデミー」代表・講師。
松本 つぎ代の記事一覧
今日は暖かいですね。お日様の恵みで、気持ちも和らぎますね。 昨日、教室のHさんが、小さな春を届けて下さいました。 川の土手で、土筆と蕗の薹を見つけて、鉢に仕立てて持ってきてくれました。 工房の南向きの縁側で、暖かそうに日向ぼっこをしているようです。 土筆と言えば、3月末ごろと思っていましたが‥。 皆様にも一足早い、春を...
1月18日は、「初牛玉さん(はつごおうさん)」でした。あの紫式部が「源氏物語」の想を練ったと言われる石山寺での門前市の名前です。なぜ、牛玉で「ごおう」と読むのでしょう? 各地の市や骨董の好きな私は、いつもより一寸早起きして、いそいそと出かけました。途中にある、「立木観音」さんも、広い駐車場が埋まるくらいの大勢の人がお参...
あけましておめでとうございます 長い間、ご無沙汰してしまいましたが、今年もよろしくお願い致します。 かわせみをやっと写真に撮ることができました。 最近、玉川提を歩くとき、何度もかわせみが桜の枝に止まっているのを見かけていました。 今は桜が葉を落とし、裸木なので、又10時前後に同じ場所に現れるという事も解ったので見つけや...
「四季の草木染 野の花工房」は、20数年前京都府宇治市で産声を上げました。草木染というものが、まだまだ今ほどには知られていなかった頃です。 草木染をしたいと思ったのは、今は人間国宝の、志村ふくみ氏の草木染の紬の着物を見たのがきっかけでした。結婚していたため弟子入りも適わず、草木染がしたいなという思いを抱えて10年近くが...
先日、秋晴れの気持ちの良い一日、教室の人たち数名と奈良の柳生の里にウメノキゴケを採集に行ってきました。 草木染教室の生徒さんの一人がその里のおじいちゃんと懇意にされていて、その村の道沿いの桜に、びっしりとウメノキゴケが付いていました。低い山並みの紅葉が美しく、各家の柿の木には鈴なりの柿が成っていて、刈り取りを終わった田...
今年もオリーブの実が沢山収穫できました。 6月1日付けブログの「オリーブの花」が実ったものです。一本しか植えていないのですが、よく実ってくれます。 近頃はオリーブを植えている家が多くなったので、花粉が何処からか飛んできたのでしょう。2種類のオリーブを植えないと実が付かないといわれているのに、ありがたく嬉しいことです。 ...
京都で毎年開く個展。新しい方、常連の方、久しぶりにお会い出来た方、それぞれに、画廊でお会い出来るのは、本当に嬉しいことです。 子供が小さかった時、同じ住宅地で子育てをした一人が、今年も元気な顔を見せてくれました。 自分の好みを、生き方にしろ、服の好みにしろ、はっきり持っている人で、前向きの姿勢は、いつも刺激を受けていま...
京都で個展を開きます。毎年のことですが、今年も又バタバタと最後になって、準備に追われています。今年は、新工房への移転、神戸での初個展と重なって、無我夢中でやってきて、精神的にはほとほと良くない日々を送ってしまいました。 もう少しゆとりを持って仕事をしたいなと思いますが、自分でコントロール出来る、程よい程度の仕事とは、無...
講師のブログ、お知らせ