ののはな草木染アカデミー、インストラクター養成講座10月の第2日目は、「ウールの特徴を理解し、ウールの染め方を学ぶ」です。 ウールの染め方は、第1日目の綿、麻、シルクの糸とは違う染め方をします。ウールの特徴として、温度の急激な変化や摩擦で縮んでしまう、フエルト化するという性質があるからです。又、繊維の奥まで色が染まる...
草木染講座の記事一覧
ののはな草木染アカデミーのインストラクター養成講座10月は、麻、綿、シルクの糸染めについて学んでいただきました。 通学部の土・日クラスと月・火クラス、そして今回は通信部からもスクーリングでお二人が参加されて、総勢12名となり、とても賑やかで楽しい講義となりました。 第1日目は、これまでの布を染めるのとは違う糸染めについ...
先日、ののはな草木染アカデミーインストラクター養成講座の1期生が集まって、新しく開講した「京都高の原支部教室」を訪問しました。 高の原支部教室の森澤先生が、新しくできた染め場でみんなで染めてみましょうという事で、サルスベリやキバナコスモスなどの植物を準備してくれました。 サルスベリで叢雲(むらくも)絞りをしてみると...
9月のインストラクター養成講座2日目です。 1日目の授業で、栗のイガや百日紅で黒く板締めしたストールの真っ白になっている丸や四角の中に色を染めていきます。 今回は、えんじゅ、インド藍、コチニールの3種類を使って染めます。 えんじゅは、土日クラスのHさんがつぼみと花を近くの川沿いで集め、乾燥させてから持って来てくれました...
9月から来年1月までの5カ月間、インストラクター養成講座は上級コースになります。 9月の授業の課題は、「服の染め方と花火模様の絞り染めを学ぶ」「板締め絞りの重ね染を学ぶ」「多色の斜めぼかし染めを学ぶ」の3つです。 1日目の授業では、花火模様の絞り染めでブラウスを染めました。 土日クラスで使った植物は、アカデミーの庭...
インストラクター養成講座の中級コースで、8月に赤紫蘇で染めた布がバッグに仕上がりました。 着抜技法という技法でそれぞれが、型紙を自分で彫ったり、手で描いたりして麻の布に模様を描いたものです。 こうして並べてみると、どれ一つとして同じものがなく個性が光っていますね。 作者ご本人に持って頂きました! ぎっしり手描き...
ののはな草木染アカデミーのインストラクター養成講座は、8月で中級コースを終了し9月から上級コースが始まります。 通信部の受講生の一人、Eさんが8月の下旬に中級コースの課題(レッスン7~レッスン13)を終えられ作品をまとめて送ってこられました。 通信部の受講生は、スクーリングに参加する時以外は自宅で一人で動画を見ながら作...
インストラクター養成講座中級コース8月の授業2日目は、赤紫蘇で染めた布に着抜技法を使って模様を描いていきます。 着抜技法というのは、初めに染めた時に使った媒染剤(例えばミョウバンや木酢酸鉄など)を、着抜液を使って、スズとチタンの媒染に置き換えて色を変えることで模様を出す技法を言います。初めの色を抜いて、次の色を定着させ...
こんにちは、松本つぎ代です。 イストラクター養成講座中級コース8月の課題は、「着抜技法を学ぶ」です。 着抜技法というのは、草木染した布にスズとチタンの着抜液を用いて、模様を描く技法です。染めあがった布が、トートバッグに仕立て上がることを頭に入れて、模様のデザインも宿題で考えてきてもらいました。 京都大原の農家さんか...
7月下旬に、第2回ののはな草木染研究会を開催しました。 ののはな草木染研究会というのは、ののはな草木染アカデミーでインストラクター養成講座の上級コースまでを修了した受講生がメンバーとなり、草木染の歴史を学んだり、各地の美術館を訪ねたり、自然の中を歩いて植物を観察したりと、メンバー同士の交流を深めながら草木染にまつわるこ...
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