今日の草木染教室(フリースタイル講座)は桜で染めました。 昔から「桜切るバカ、梅切らぬバカ」といい、梅は切ったほうがよく育ち、桜は切るとそこから痛みやすく切らないほうがいいことをあらわした諺です。そんな訳で、桜はあまり切られることがなく、貴重な植物ですが、 今日の桜は長岡京市の生徒さんが近くのマンションの敷地で、たくさ...
草木染講座の記事一覧
今月から3月にかけて、フリースタイル講座の各クラスで織をすることになりました。 昨年、普段とは違ったこともできたら面白いかなと思って草木染した糸で織の見本を作ってみたところ、多くの方から「織もやってみたい!」とのご要望がありました。そこで「咲きおり」という卓上の織機を導入して、全クラスで織をすることになったのです。 ま...
12月の授業は、いよいよ集大成となる修了制作です。 修了制作のテーマは、 「初級コースから上級コースまで学んできた様々な技法や表現方法を組み合わせて、バッグのためのテキスタイルを制作する」 です。 この2種類のバッグのいずれかの形を選び、各自が自由にデザインや用いる技法を決めて制作を進めていきます。 まずは各自考えて...
インストラクター養成講座の上級コースでは、草木染の基本的な技術や技法を人に教えられるレベルまできちんと習得出来ているかを認定する「上級スキル認定課題」というものがあります。初級コースから中級コースの最初に学んだレッスン1~10の10種類の課題作品を、もう一度自宅で制作します。 課題の提出期限は11月30日。1ヵ月以上早...
インストラクター養成講座11月の授業は、2日間をかけて先月の授業で染めた原毛と糸でフェルト作品をつくります。 フェルティングの技法には原毛に石鹸水などをかけて揉んだりする方法もありますが、今回は専用の針で刺す「ニードルフェルティング」で作品をつくっていきます。 ニードルフェルティングは、原毛や糸で布に絵を描くように、自...
インストラクター養成講座10月の2日目は、ウールの糸と原毛を染めました。 作業に入る前に、少しウールの特徴について勉強をしました。 ウールは綿や麻、シルクとは違って、急激な温度変化や摩擦によって縮んで固くなるという特徴があり、これをフェルト化もしくは縮絨と言います。 染めるときに温度管理をしなければならなかったり、...
10月のインストラクター養成講座1日目は、麻・綿・シルクの糸染めをしました。 麻糸は1色の無地染めに、綿糸は絣染に、シルク糸は多色のぼかし染めにします。 これまでの授業ではストールや布などを染めていたので、上級コースで初めて糸を染めます。 まずはカセ繰り器を使って糸をカセの状態にするところから。 カセ繰り器を使うのは...
先月(8月)のインストラクター養成講座中級コースの最後の授業で染めた着抜技法の生地が、トートバッグに仕立て上がってきました! その時のブログはこちら↓↓↓ https://kyoto-nonohana.jp/wp/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A...
9月の2日目の授業は、数種類の植物の染液を使って多色の重ね染めと斜めぼかし染をします。 まずは重ね染め。この見本作品は、黄色(ナンキンハゼ)と青(藍)を重ねて真ん中の色を緑に染めています。 1日目にナンキンハゼの鉄媒染でこのようにベース部分を黒く染めておきました。 この日は1日目に使ったキバナコスモス(オレンジ)とナ...
9月からインストラクター養成講座は上級コースに入りました。もう上級コースまで来たなんて、早くてびっくりです! 上級コースの初めの課題は、花火模様の絞り染めで服を染めます。 洗濯バサミを使ってこんなにきれいな模様を染めることができます! ブラウスに各自模様を入れたい部分に絞りを施していきます。 絞りの作業が出来たら染...
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