9月のインストラクター養成講座は、中級コース最終レッスンである「着抜技法を学ぶ」でした。着抜技法とは、布の地色を鉄媒染で黒く染め錫やチタンの着抜液を使って模様を描きだす技法です。 通学部では、植物はアカメガシワを使いバッグ用の麻生地を鉄媒染で出来るだけ黒く地色を染めました。 各自が考えた図案を写し、着抜液でぬり分けた...
松本 つぎ代
草木染を仕事にして30 年以上。生徒さん達が持っている力を引き出しながら、共に学び、向上していければと思っています。
「ののはな草木染アカデミー」代表・講師。
「ののはな草木染アカデミー」代表・講師。
松本 つぎ代の記事一覧
7月3~6日まで、通信部のインストラクター養成講座中級コースの授業をしました。 通信部は、自宅で動画と教科書で前もって予習し(多分!)オンライン授業で顔を合わせながら大切なポイントを伝え、質問にも答えながら各自で作品制作をしてもらいます。 通信部では、その日に染める植物はご自分で庭や野山で採集しています。2クラス4日間...
7月10・11日、通学部のインストラクター養成講座中級コースが始まりました。 第1日目は、センダンを使って麻ストールを板締め絞り、綿Tシャツを縫い絞りで作品を制作しました。 板締め絞り 四角い板の形がすっきり出ていますね~。 Tシャツの巻き上げ絞りと帽子絞りです。円の大きさも様々、どこに絞りを入れるかも自由に楽し...
第7期 草木染インストラクター養成講座が、5月から始まりました。 今期は、通学部と通信部合わせて20名の受講生が集まりました。 通学部は緊急事態宣言のためやむなく5月下旬に延期し、通信部と同様Zoomを使ったオンライン授業となりました。 遠方からの受講生が多い通信部では、これまで各自でテキストとレッスン動画を見ながら...
草木染インストラクター養成講座第6期生の修了制作作品②の続きです。 生徒さん達の力作を、どうぞご覧ください。 Tさん (通学部 兵庫県) 植物(梅、コチニール、萩、びわ、他) 作品タイトル:ねことお花のバッグ 「草木染の技法を学ぶ中で、まるで水彩画のような優しい色合い、繊細な滲みや柔らかいぼかしに、すっかり魅了さ...
草木染インストラクター養成講座第6期生の修了制作作品①の続きです。 生徒さんたちの力作を、どんな技法で染めているのか、この色は何の植物の色なのか、刺繍やフェルティングが施されているのかなど一点づつゆっくりご覧いただければ幸いです。 Kさん (通学部 大阪府) 植物(栗のイガ、メリケンカルカヤ、梅、他) 「優しい色合い...
昨年5月から始まったインストラクター養成講座第6期生が、2か月かけて修了作品を制作しました。コロナ感染拡大という困難な一年でしたが、生徒さんたちは5月から初級コース→中級コース→上級コースと進むにつれて様々な植物の色を染め、又染め方もぼかし染め、板締め、絞り染めなどいろいろな技法を習得してきました。そして生地ばかりでは...
2020年度(第6期生)草木染インストラクター養成講座5~10月①の続きです。 8月:インド藍 8月は2日間かけてインド藍を使って、いろいろな技法で藍染めを楽しみました。ご覧ください。 藍の液から出して緑から藍色に変化していく様に皆さん、すごい!楽しい!と歓声を上げていました。まさに少しづつ色が生まれてくる過程に...
2020年度のインストラクター養成講座は、例年どうり5月開講でした。コロナ感染拡大という厳しい状況にもかかわらず各地(北海道、愛知、神奈川、福井、富山、広島、東京、大阪、兵庫、鳥取、奈良)から通学部と通信部合わせて16名の方が受講されました。 6期生5月の授業は、外出自粛要請が出ていたため、ZOOMを使ったオンライン授...
ののはな草木染アカデミーインストラクター養成講座第5期生の修了制作作品~バッグが出来上がりました③です。生徒さんたちの様々な思いと技法が入った力作をどうぞご覧ください。 「 」内は、制作者の言葉です。 タイトル:重ねる 鵜飼さん(通信部) 「アカデミーで学んだ多くの技法の中で、印象深かったのが、多色染めと糸染め。...
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